筑波宇宙センター 特別公開
著
例年、春と秋に催されている筑波宇宙センターの特別公開に息子と二人で行って来ました。過去にも息子を連れて行こうとしたことがあったとはいえ、なんだかんだで機会を逃してきただけに、ようやく念願を果たした感じです。とはいえ幼稚園に通い始めたばかりの息子、環境の変化に起因するストレスからか直前まで微熱や鼻水を出していて、筑波での滞在時間はあまり長く取らないよう注意する必要があったわけですが。当初予定したよりずっと遅めの10時に家を出て、往復はつくばエクスプレスの区間快速を利用、17時前には帰宅したと思います。
一番の目的は、H-IIロケットを見せることでした(この機体については、宙の会に掲載されている筑波宇宙センターに展示されているH-IIロケットについてに詳しくあります)。これについては息子にもとても印象的だったようで、盛んに「大きいねー」を連発していました。僕的には横倒しにされていたせいか、あまり大きさに圧倒されることはなかったけれど。その次に興奮していたのが展示室。数々の人工衛星に興味を惹かれていたし、それに「きぼう」船内実験室の模型に入ることができてご満悦でした。残念ながら1時間待ちの行列ができていたため「きぼう」運用管制室を目にすることはできなかったのですが、そこをスルーして向かった「きぼう」やHTVのエンジニアリングモデルには、再び食いつくように反応w もっと時間があればイロイロ見せてあげたかったとはいえ、成長にあわせて段階的にじっくり見せれば良いかなとも思い、早めに失礼した次第。まぁ、本人曰く楽しかったようですし(お土産にスペースシャトルの模型をしっかり買ってあげたせいもある?)、今年秋の特別公開にも来れたら良いなと。
というわけで久しぶりに訪れた筑波宇宙センター。大学三年の夏にNASDAのサマースクールで初めて訪れ、その後いち時期は仕事のため月に一度のペースで通っていた場所です。多少レイアウトの変わったところがあるとはいえ、懐かしさも感じたし(特に広報・情報棟の辺り)、子連れで来ている自分の「今」を思うにつけ、妙に感慨深かったりもしました。