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子育てハッピーアドバイス

年末年始、千葉の実家に帰省していた2泊3日のあいだに読んだ本の一冊に、『子育てハッピーアドバイス』があります。以前読んだ『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』と同じシリーズ、というか本書が原点なのかも。スクールカウンセラーで医師の明橋大二氏が著し、イラストは太田知子氏が手がけています。シリーズに共通した、漫画を中心とした読みやすい構成、そして何より太田氏のイラストが個人的に気に入っていて、少し前にAmazonのマーケットプレイスで中古のを安く購入していたのです。

本書で気になったアドバイスとして10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ10歳以下の子どもが、あまり甘えてこないときは、接する時間を増やしたり、スキンシップを増やしたりしたほうがいい、というのがありました。一種のしきい値として10歳という年齢を採用している根拠が提示されていないように思いますが、これは著者のこれまでの臨床経験なんかに基づいているのかな?当然、個人差に応じて多少は変わるのでしょうが、目安としては認識しておこうと思います。そして本書末尾に登場する、子が宝なら、母親も宝の項にあったメッセージを引用・紹介しておきます。たまに酷い事件(親の子殺しなど)を聞いたりもするけれど……本当に、皆が宝を応援できる社会を作りたいものです。

街を歩いていて、母親が子どもの手を引いて、
家に帰っていく後ろ姿を見ると、
本当に、この親子の未来が、幸せなもので
あってほしいと願わずにおれません。

日本の子育ては、
決して悪くなってはいません。
子が宝なら、母親もまた宝。
みんなで、この国の宝を、応援していこうではありませんか。

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