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Re: 願わくは、飛び立つ理由を理解出来る心を失いたくない

ものすごい遅レスとなってしまいましたが、願わくは、飛び立つ理由を理解出来る心を失いたくないという記事について、思うところなど。

ガキんちょの頃は意外と楽しんで観ていたと思う鳥人間コンテスト。
久しぶりに観てみたが、ただの体力勝負に成り下がっている。

ただの体力勝負に見えてしまったのは番組の構成上、致し方ないように思います。ダイジェストとして流されない、つまりしっかり時間を割いて紹介される機体の外観的特徴は、ある程度共通しているように思いますから。

ただそれはあくまで番組のなかでの話であって、実際のコンテストは決して単純な体力勝負ではありません。たとえ仮に出場する機体の性能が横一線に並んでいたとしても(無論そんなことはないのですけど)、発進時の気象条件という「運」の要素、違いがあります。それにしても、他と異なるデザインの機体の飛行を、もう少し放映して(もちろん解説もしっかり加えて)くれても良いと思うのですが。

ましてや、今年はレギュレーションが「?」だったそうではないか。
当局の不手際は否めない程だったらしい。

この部分については、具体的にどこがどうだったのか、を教えていただきたいところ。ひょっとしてレギュレーションそのものについてではなく、出場部門を巡るトラブル(ディスタンス部門に出願していたところを半ば強制的にタイムトライアル部門に変更させられたチームがあった)について、ではないでしょうか?

仮にその前提で意見を書いておきますと、テレビ番組制作を目的としたコンテストである以上、そうした変更の一方的な依頼が生じるのは、ある程度はやむを得ないと思っています。ただ問題点として、そうした依頼が既に機体の設計も終わり製作中(もしくは試験飛行中)の時期になされてしまう(=出場部門に応じた設計なりパイロット選考ができない)点と、十分な操縦性能の有無も確認せずにタイムトライアル部門への鞍替えを要求するのは、コンテストの安全な運営を考えるうえで疑問が残る点、があるかな。

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