仕事は「日曜の夜」から始めなさい!
著
一番最近読了した自己啓発書が、久恒啓一著『仕事は「日曜の夜」から始めなさい!』。タイトルから時間管理にフォーカスした仕事術の本かなぁと思っていたところ、内容はそれに限らず広く雑多な話題を扱っているみたい。特に後半はそういう傾向が顕著で、第4章「最新情報機器&ブログ活用で一歩先を行く」なんて、その最たる例かなぁと。
- 第1章でのポイントとして、なんでも前倒しで「先んずること」の重要性が語られていたのですが、思わず中学校での5分前行動を思い出しました。
- 第2章では「公私混合」のススメが書かれていて、要は
仕事とプライベートの時間を分ける必要はない
ということなんですが、そこはまぁ自分なりに昔から実践できている部分かな。昔は過度に仕事にのめり込んだりもしたけど、最近になってようやく適度なバランス感がつかめてきたような。 - 第3章の最後のほうに出てくる「ライフデザイン」という言葉はイイですね。日々、自分の人生をどうデザインすべきか、もっと意識して取り組まなくては。
- 第4章で久恒氏はブログを「自分ブランド」と「自分データベース」形成の場として有効と述べていました。確かに、前者はさておき後者のメリットは感じることがあります。
- 最後の第6章で、仕事とは別に軸足を増やすべし、みたいな話がありました。僕もWeb、宇宙開発、人力飛行機(鳥人間)、南極とペンギン、自転車……それぞれの分野に自分なりに首を突っ込んで歩んで来たけれど、仕事の関連分野のみならず、あらゆる興味の対象を今後もしっかり深堀りしていきたいと思います。
内容に関連してではないけれど、本書を買って気づいたのですが、Chabo!っていう取り組みは素敵ですね。それと、著者である久恒啓一氏のWebサイトがなかなか興味深かったかな。久恒啓一図解ウェブ、と名付けられたサイトのトップページに大きくある図で、久恒氏の活動領域が俯瞰できるっていう……まさに図解。