富士登山 2008
著
昨年に引き続き、先週の金〜土曜日(8〜9日)にかけて、富士山に登ってきました。現在の、そしてかつての職場の同僚である高木さん・中尾さんのお二人と、今年は三人で挑戦。写真は、Mt.Fuji 2008 - a set on Flickrにまとめました。以下、時系列に沿ってイベント等の覚え書き。
5合目に到着するまで
- 服装や荷物は違えど、普段の出勤と変わらない朝7時半過ぎに自宅を出発。
- 田端駅に着くなり、山手線外回りが運転停止中。早朝に池袋で人身事故?出ばなをくじかれました。慌てず騒がず、反対側ホームの京浜東北線に乗車。赤羽から埼京線で新宿駅に向かう方針に転向。
- 朝の埼京線、初めて乗ったけど恐れていたほど混雑してないな......と思いきや、到着した新宿駅のホームで恐ろしい目に。あまりの混雑に、なかなかホームから下の階に降りれない!!
- 予定よりも30分遅れの8時半、新宿駅西口ロータリー付近へ到着。そして高木さんの車は9時頃に到着。首都高も混雑していた模様。
- その後、ドン・キホーテ新宿東口本店付近で中尾さんを待つことに。近くにあったセブンイレブンで高木さんの朝食(370円)と、自分に最近お気に入りの水出しミントジュレップソーダ(150円)を購入。
- 無事、中尾さんをピックアップできたところで出発。中央高速は概ねスムーズに流れていました。
- 高速道路から降り、富士スバルラインを走り始めて間もなく大渋滞に出くわし、焦りました。せっかくマイカー規制を避けてスケジュールを組んだのに万事休すか、と思いきやそうでも無かったみたい。結局、5合目から一番近くの駐車場に停めることができました。
鎌岩館に到着するまで
- まずは腹ごしらえ、ということで昼食@五合園レストハウス。僕はオーソドックスにお蕎麦を、高木さん・中尾さんは「御来光カレー」......ゆで卵が太陽をあらわしているものと推測されます。
- 昼食後は買い出し。500mlの水(200円)を2本、単三乾電池(ライトの予備)2本(400円)、スニッカーズ(200円)を2本。やはりすべての単価が高い......ちゃんと買い物してから来るべきでした。
- のだめカンタービレ(今頃になって読んでます)の14巻を読みながら時間つぶし。身体を高度に慣れさせるためです。
- 昼食と買い出しを含め都合1時間ほど時間が経ったところで軽くストレッチをこなし、いよいよ登山開始(午後2時過ぎ)。
- 天候は昨年登ったときと違い、晴れ。麓のほうも、これから登る先も、終止クリアに見えていました。
- 僕よりずっと年下の高木さん、中尾さんよりもややハイペースで(心拍数をできるだけ一定にするよう心がけつつ)登ります。このあたりは昔取った杵柄というか、いまだにVO2maxが良い値なのかもしれません。自転車乗らなきゃー。
- 1時間半後には今日の目的地である7合目鎌岩館(夕食のみ付けてもらって5700円/泊)に到着。いい汗をかきました。夕食は17時からなので、それまでの時間を使いのだめカンタービレ15巻を読了。
夕食、仮眠、そして登頂
- 鎌岩館の夕食のメインのおかずはハンバーグ。山小屋というとカレーが定番なイメージだったので、新鮮でしたね。ドリンクのサービスには、甘い紅茶が出てきました。
- そこから頂上まではかなりの混雑が予想されたため、22時起床&22時半出発を予定し、食後間髪を入れずに就寝。
- 最初の1時間くらいは寝れたけど、どこぞの中学校のサッカー部員とおぼしき集団が騒がしく、目が覚めてしまいました。しかも中尾さんがどんどん僕のほうに押し寄せてきて暑いし......結局起きて、隣の部屋で本(「のだめ」は読み尽くしたので別の)を読みながら時間をつぶすことに。
- 21時過ぎに、フランス人のカップルが鎌岩館に到着。山小屋の人との英語での会話が微妙だったので、話に割って入り、そのまま彼らと世間話などを楽しみつつ時間をつぶしました。
- そのフランス人カップルが22時に出発するというので、僕らも予定を変更することに。21時半くらいには高木さんと中尾さんを起こして、出発準備。
- 22時過ぎ、暗闇のなかを頂上目指して登山開始。幸い3人とも元気っていうか、高山病の兆候は無し。
- 予想に反してそれほど渋滞もなく、割とさくさくと歩を進めました。思いのほか曇っていたのか、星はほとんど見えません。
- 睡眠不足には勝てず、壮絶に眠い......サッカー少年達め(謎)!!休憩のたびに、眠りに落ちました。
- 8合目でバナナが1本150円で売られていたのには飛びつきましたね。安いし、冷たく固くて(温かく柔らかいバナナは好きではないのです)、味も良かったです。
- どこが9合目か良くわからないままに頂上に到着。昨年登頂できなかった雪辱を果たすことができて良かったのですけど、その時点で日の出の4時50分までには2時間以上も時間があり、厳しい寒さと激しい眠気のなかをどこで時間をつぶすかに悩まされる羽目に。
御来光とお鉢巡り
- しばらくして休憩所が営業を開始したので、そちらに避難。味噌ラーメン(800円)と甘酒(400円)をいただきながらねばって長居をさせていただき、寒さをしのぎつつ日の出を待ちます。ホカロン、帽子やマフラーを持参しなかったのは痛かったです。
- 4時半過ぎに休憩所を出て、御来光を拝むべく移動。雲海と眼下に山中湖を望みつつ、素晴らしい日の出を目にすることができました。
- すぐと下山するものとばかり思い込んでいた高木さんを強引に誘い、そのままお鉢巡りに出発。ここまで来たからには、やはり山頂を一周しなきゃね。
- 富士山測候所にレーダードームの姿はなく、やや寂しい印象。しかしその麓にある「3776の碑」には、記念写真を撮りたい人々の長蛇の列が!!
- あまりの行列に諦めて、単純に碑を見に行ったところ、その近くにいたおじさんから「別に碑の脇でなくても良ければ(うまく碑をバックに入れて)写真を撮ってあげるよ」とナイス提案が。ありがたく、撮っていただきました。
- 山頂をぐるりと一周して、日の出前にいた休憩所に戻り、再び軽食(うどん、800円)をいただきました。割高ではあるのですが、やはり温かいものを口にせざるを得ない!!
下山、温泉、そして帰宅
- 一息ついたら下山開始。下りはなぜか中尾さんが超ハイペース。ほとんどダッシュに近い。ステッキの威力、恐るべし。
- 僕は昨年下山したときはくるぶしの辺りを痛めてしまったけど、今年は厚手の登山向き靴下をしっかり履いていたせいか、無問題。
- 後半はさすがの中尾さんもバテ気味でしたが、それでも全員無事5合目まで戻ってこれました。良かった!!スプライトとコーヒーで乾杯(謎
- 同じ部署の人に土産を買って、昨年足を運んだ紅富士の湯へ。
- その前に、スバルラインを出てすぐのところにあったBIG BOYで昼食。サラダバーを付けて、日替わりランチが1050円也。サラダバーはデザート含めて3皿、がっつりいただきました。
- さらに方針転換、手近なところでふじやま温泉に向かうことに。だって紅富士の湯は遠そうなんだもの。
- 隣の富士急ハイランドから客が入ってくるのか、ふじやま温泉は非常に盛況。自分たちが着いた直後くらいから、ひどい雷雨に見舞われたのも一因か?
- 館内では、最初に館内着に着替えるのに使うロッカーの鍵に付属するバーコードですべて買い物ができ、最後に清算するという方式。最近のこの手の施設ってみんなこうなのかな?ちょっと感動しました。財布を持ち歩かずに済むのは、精神衛生上良いです。
- 7種類のお風呂を堪能。疲れがいやされました。雷の大音響が響き渡るなか、露天風呂ってのもオツなものでした。
- その後、3階にあるリラックスエリアでオリンピックの柔道の試合を見るなどして、時間をつぶしました。高木さんと中尾さんは、概ね仮眠してました zzz
- 午後4時を過ぎて、再び車に乗り込み、出発。まずは中尾さんを三島駅まで送り届け、次いで僕が東名高速経由で新宿駅南口まで。横浜町田からは246号を走って来たのですけど、途中吉野家で夕食に冷やしたぬきそば(380円)を食べました。こういう吉野家もあるのね。
- 新宿駅で高木さんと別れ、山手線(ちゃんと動いていたw)で自宅に帰り着いたのは23時近くだったか。お疲れ様でしたー>中尾さん、高木さん