ある日の嫁さんと息子の会話
著
今夜は満月の2日前だそうですが、部屋から息子と一緒に月を眺めながら、以下のような会話を交わしたことを嫁さんから聞きました。
- 息子
- ロケットに乗りたい。
- 嫁さん
- ロケットに乗ってどこまで行くの?
- 息子
- うーん、宇宙まで。秀くんは運転席。
- 嫁さん
- ママは?
- 息子
- ママは車掌さん。
- 嫁さん
- パパは?
- 息子
- パパはお座り。
……オチはありません(「お座り」というのは、おそらくコックピットではないどこかの座席、という意味であって、別に罰か何かの類ではないと思いますがw)。ただ、こんな会話をするまでに育ってくれたというだけで本当に嬉しく思うし、妙に感動してしまいました。宇宙開発の未来、宇宙観光の未来はいまだ不確定要素が多過ぎて、ときにネガティブな発想に支配されてしまいそうにもなるけれど、こんな頼もしい息子が大人になる頃までには、今ある状況が少しでも好転してくれたらと願わずにいられないし、明るい未来に向けて自分が今できることは何かを、真剣に考えざるを得ません。