小谷美紗子 Trio LIVE 2008

2008年5月17日 著

昨夜のことですが、久しぶりに小谷美紗子さんのライブ（小谷美紗子 Trio LIVE 2008）に足を運びました。だいぶ前にチケットを購入して以来、とても楽しみにしていたライブです。その日は終業時刻後に社内で席替えが予定されていたのだけど、自分は電話で調整のうえ外出先から直帰させてもらい、打合せ先の赤坂見附から直接会場のリキッドルームがある恵比寿へ。リキッドルームって、新宿からいつの間にか移転してたんですね。恵比寿駅に着いて、とりあえず西口側に出て目についた吉野家で朝飯兼昼飯兼夕食（謎）。それからうろ覚えを頼りにリキッドルームを探したのだけど道に迷いそうな気がしたので、やむをえず道ばたでMacBook Proを開き地図を確認（携帯でWebにアクセスしたけど画像が小さすぎて使い物にならなかったｗ）。西口という言葉だけで山手線の外側と思いこんでいましたが、実は内側で明治通りに面した場所だったことを知り軽くショック。まぁ、ちゃんと開場前に着いたからいいけど。

開場時刻の18:30になって、整理番号順に列をつくり中に入ります。僕は48番でしたが、僕より前にきっちり47人が並んでいたかといえばやはりそうではなく、割と早くに入場できました。ワンドリンク代の500円を払うも、良いポジションを目指して（ドリンクをオーダーする場所は完全にスルーで）ステージ前方へ。なんと中央で前から2列目（オールスタンディングなので厳密な「列」ではないけど）という、過去に例がないほどの好位置をゲット！！それから終演まで、待ち時間含め都合3時間くらい立ちっぱなしでしたが、僕の立っていた場所には少しばかり寄りかかれるバーがあったので、なんとか頑張れました（謎）。開場から開演までの1時間が暇すぎて死にそうでしたが、それが辛かったといえば辛かったかな。300円払ってロッカーに鞄を入れてしまってから、待ち時間の暇つぶし用に本を取り出さなかったことを後悔したけど、結局本が読めるほどの明るさではなかったしね。

今回楽曲の多くは、「Trio LIVE」を謳いつつも、いつもの3人に加えキーボードとエレキ/アコースティックギターが入り5人で演奏されました。その構成でのバンドサウンドは素晴らしく、とりわけ立ち位置のおかげでドラムの音がとても心地よく身体を振動させてくれたのが良かったです。通常のベストアルバムは過去に発売されているけど、そろそろ小谷さんはライブ盤を発売すべきではないかなぁ。あるいは、過去の曲をこの5人でもってアレンジして再録するとか。アンコールの2曲目として最後に歌ってくれた「見せかけ社会」なんて、バンドサウンドによって完全に別の曲かよって思うぐらい格好良くなってたから。今回、セットリストはWeb上でもmixiでも見当たらなかったのでよくわからないのだけど、前に浜離宮朝日ホールで聞かせてくれた新曲（曲名はまだ正式決定してないらしい、小谷さんと幼なじみのピアニスト・梶木良子さんに向けた曲ね）のほかにも、別の新曲を披露もしてくれたし、いやーお腹いっぱいになりました。終演後、熱気を冷ましたかったのと、ふと渋谷で働いていた頃を懐かしんでみたくなって、明治通り沿いに渋谷駅まで散歩してから帰りました。