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宇宙飛行士候補者募集要項に思う

国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士募集がいよいよ始まりますね。応募受付期間は2008年4月1日から、と以前のプレスリリース「国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補者の募集・選抜について」にあったので、募集要項の公開もてっきり4月1日だと思っていましたが、前日の3月31日に公開されました。早速、宇宙飛行士候補者募集要項(PDF)をダウンロードして拝見、応募条件を確認したところ……まず気になったのが以下に引用する第5項。

訓練時に必要な泳力(水着及び着衣で 75m: 25m x 3回 を泳げること。また、10分間立ち泳ぎが可能であること。)を有すること。

正直これは予想外であり、またショックでもあります。何を隠そう自分は大のカナヅチで、鳥人間コンテストに出場したときも、泳ぎが不得意であることを隠して機体に搭乗した経緯があります。近年はどうか知りませんけど、自分が出場した94、95年当時は、パイロットの条件として泳げることが大会ルールに明記されていたのです。ろくに泳げもしないのに、琵琶湖上空に飛び出すのが怖くなかったかって?そりゃまぁ、最悪の事態を想定すればちょっと不安にも思いますけど、機体が着水後に沈むことはまず無くて、コックピットから脱出さえできれば身の安全は確保できるハズなのです。稀にコックピット部分がもげ落ちたり、あるいはパイロットだけが機体から落下してしまうケースというのも過去の大会のビデオで見ていましたが、そこはそれ、自分の設計/製作した機体を信頼してましたから。

話を元に戻すと、「仮に」今回自分が応募するとしたら、あと残り2ヶ月やそこらで上記条件を満たす程度に泳ぎを練習しなければなりません(でも、水着ではともかく着衣でってどこでどう練習するの orz)。泳ぎだけでなく、語学力やら何やら、準備すべきことは他にも山ほどあって、かつ日常の仕事は当然手を抜くことなく並行して……なんて、とてもじゃないけど厳しいですね。いや、それが簡単にできたら、みんな応募してるわけだけど。想像すれば想像するほど、これは生半可な気持ちじゃ応募できないぞ、と思えます。ああ、そんなことを考えてるうちに、もうエイプリルフールだなぁ(謎

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