さいたま市宇宙劇場開館20周年記念トークショー
著
今日も今日とて会社に泊まっているわけですが、仕事にメリハリをつける意味でも、昨日参加したイベントのことを覚え書きしておきます(ネタバレ注意)。さいたま市宇宙劇場が開館して20周年を迎えたことを記念するトークショーに行ってきたのです。このイベント、嫁さんがわざわざ前売り券を買ってくれていて、珍しく夫婦二人きりでの外出となりました(その時間、息子は嫁さん方のご実家に預けて)。もっとも嫁さんと息子は、嫁さんのご両親と共に計四人で一足先に大宮に出向き、午前中を鉄道博物館で過ごしていたのですが。
イベントは3部構成で、まず松本零士先生のトークショー、それに引き続き超大型映画「銀河鉄道999」
の上映、そして最後にプレゼントの抽選会(入場した際に配られた紙片にある番号を松本先生が引き当てるという形式)。トークショーでは日頃の疲れもあってか、後半うっかり寝てしまったのが残念。ただ聞いていた限り、話題が結構あっちこっちに飛んだりして、文脈を捉えにくい(=眠くなりやすい?)内容だったのは確か。小さい子供がかなりの数いたにもかかわらず、やや専門的な用語をバンバン使っていたのも気になったけど、あれぐらいでちょうど良かったのかなぁ。
第2部で上映された映画のほうは、「超大型」と呼ぶにはいささか誇張し過ぎの感もありましたけど、往年の999を初めてフル3DCGアニメとして見ることができたって意味では見た甲斐があったかな。上映に先立ち、制作に携わった方による紹介があって知りましたが、使用ソフトはやっぱりMayaだそうです。さもありなん!肝心のストーリーの方は……うーん、ちょっと時間の制約のせいか展開に無理がある気がしました。エウロパ人がかつて地球にいた恐竜の祖先、という設定は面白いけど、掘り下げ方が中途半端ゆえストーリー全体に対する必然性が感じられなかったし。もっとも、最後には「To Be Continued」とあったので、ひょっとすると続編が作られるかもしれません。
抽選会の結果?もちろん何も当たりませんでしたとも。松本先生のサインは、ちょっと欲しかったけどねぇ(その場で名前も書き入れてもらえていた)。999にしろ宇宙戦艦ヤマトにしろ、昔から一方的にお世話になってきたから、その御礼の気持ちを伝える絶好のチャンス、だったかもしれないのだけど。まぁ当選した子供たちには、良い思い出になったんじゃないかなぁ。僕の世代ほど、松本アニメに思い入れは無いかもしれないにせよ。