iPod touchはスルー

2007年9月8日 著

すっかり出遅れたネタではありますが、日本時間的には僕の誕生日に発表された、新しいiPodについて。既に各所で取り上げられまくり済みですので、いちいち製品仕様を覚え書きしたりはしませんが……今回の第6世代iPodはさんざん待たされただけあってか、それなりに盛り上がってはいますよね。勤務先やmixi、あるいはフィードを読んでいるBlogのいくつかでも「注文しました」とか「ポチった」みたいな報告が飛び交っています（さすがに下火になりつつありますが）。しかしそこであえて書こう、今回のiPodを僕は完全にスルーするよ、と。

世間的に最も注目を集めているのはきっとiPhoneばりのiPod touchなんですけど、いかんせん容量少な過ぎだなと思いました。上位モデルで16GB（フラッシュドライブ採用）なんですが、iPod classicの上位モデルが160GBのHDDを搭載しているぶん、余計に容量のギャップは大きなものと感じられます。今使っている第5世代iPodは動画再生に対応しているものの、その機能は個人的には滅多に使うことがありませんし、そもそも動画コンテンツなど皆無に等しいぐらいしか所有していません。それでも、楽曲のライブラリだけで総計が既に15GBぐらいあるので、すべてを同期して持ち運びたいというニーズや将来的なことを考えればやっぱり買えないな、と。あーあと全然関係ないけど、アイコンの並びがパッとしない＆スカスカな印象を受けたのも、購買意欲が削がれた一因。

無論、いつになったらiPhoneが日本国内で発売されるかわからない（発売されないかもしれない）現状において、その先進的なUIに触れておきたい気持ちはあるにせよ、その程度ならApple Storeにでも出向いて小一時間触って満足すればいいじゃん、みたいな。浮いたお金を来年あたりに登場する（と勝手に期待している）Leopardがプリインストールされたより薄くて軽いMacBook Proのために貯金しておくべきかな、とも。shuffuleは液晶表示が無いがゆえに選択肢に入ってこないし、nanoはデザインが微妙（液晶とクリックホイールの並びが窮屈かつアスペクト比が微妙）なため以下略。もしどうしてもこの中から何か「買わなければならない」となったら、iPod classicの80GBを選ぶと思います。