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富士登山二日目

8.5合目でご来光を迎えたPaulと

7月27日の覚え書き。目覚ましをセットしてくださったにしはたさんに起こしていただき、なんとか予定通りに起床。そして午前1時より少し前には蓬莱館を後にしました。実は今回の富士登山で、ライトを持ってくるのを忘れてしまったのですが、幸いやざきさんから1個お借りすることができ、そちらを手に頂上目指して登り始めました。天候は幸い晴れ、無数の星を堪能しつつ、遠くに雷雲が怪しく紫色に瞬くのを目にすることができました。

Paulは疲れがかなり辛いようで(それもそのはず、Seattleから成田に到着したその翌日には富士山に登っているのですから......もっとも時間や予算の兼ね合いから選択したのは彼自身なのですけど)、ジグザグ道の端でこまめに休憩を取りながらの登山となりました。しかしついに、8.5合目を過ぎたあたりで「頂上まで行けない」とPaul。何事も安全第一・体調優先ですし、彼にとっては翌日とそのまた翌日に控えている鳥人間コンテストの観戦がメインだったりするわけで、とにかく下山することを決定。8.5合目にある御来光館まで戻り、しばし休憩(僕はラーメンに惹かれつつ甘酒を購入)。ちなみに毎年恒例の電通富士登山の日だったようで、御来光館がその参加者のチェックポイントになっていました。そこで美しいご来光を拝んだのは、午前4時40分過ぎだったと思います。東京に帰り次第、写真はFlickrで公開しますが、以前山頂で拝んだよりも美しい日の出だったような。

下山では、御来光館で知り合ったPortlandから来たという女性(名前はスペルを確認しなかったために書けない)と一緒に吉田口を目指しました。彼女も体調不良からか登頂を諦めたようで、その結果一人で下山しなければならず、心もとなく思っていたようなのです。そして下り始めた途端、僕の靴が実は足に合っていないことが判明。とにかくくるぶしのあたりが靴の固い部分と擦れ、それが激しく傷むのです。休憩のたびに靴下を二重にしたり、引き裂いた手ぬぐいでくるぶしを巻いたり、あるいは後ろ向きに歩きながら下山したりもしたけれど、なかなか良いソリューションが得られず。最終的には痛みを我慢しながらひたすら歩き続けました。

無事下山し、五合目にあるレストランで朝食(ラーメンセット)を取ってから、疲れを取るべく山中湖温泉 紅富士の湯へ。料金は700円、それに大小タオルのレンタル等に310円かかったかな。かねてより久しぶりに浸かりたいと願っていた露天風呂にも入ることができて、満足しました。昼食/仮眠のためにそこで1時間ほど休憩してから、今度は彦根へ向かって移動(車内では爆睡しまくりで申し訳なかったです)。二晩お世話になるグランドデュークホテル(7,000円/泊)に着いたのは、夜6時半頃のこと。室内で無線LANが無料で使えるのは素晴しいですね。夕食はにしはたさんご夫妻とPaulと僕の4人で、レストラン千成亭で近江牛のしゃぶしゃぶをいただきました。言わずもがな、これがまたえらく美味......ご馳走さまでした。

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