富士登山一日目
著
7月26日の覚え書き。7時半前には家を出て、まず最初に品川のホテルまでPaulを迎えに。約束の8時半を少し過ぎた頃に無事ロビーで再会、その後でとりっぱのにしはたさん&やざきさんとも合流し、ホテル内にある喫茶店で一緒にコーヒーを飲みつつしばし予定の確認など。目の前に広がる庭園は素晴しかったけれど、しかしコーヒー一杯800円はちょっと高過ぎたような。そして一路富士山を目指し出発、途中Paulが日本円を空港でゲットしてこなかったとかで郵便局に立ち寄ったり、サービスエリアでとろろ入りの蕎麦をPaulにもトライさせてみたり。
富士スバルラインに入ったぐらいまでは天気は良かったけれど、上へ登るつれて雲行きはどんどん怪しくなり、五合目では小雨のぱらつくような天候に。とりあえず気圧に身体を慣らすためにそこでしばらくまったりと過ごしました。1時間が経過しても天候は変わらず、あまり山小屋への到着が遅くなってもアレなので、午後2時には出発することに。ほどなく本格的な雨降りに遭ったため、昨日直前になって購入したレインウェアはやはり買って正解だったと思います。撥水性能はさておき、着心地の良さはあくまでも気分的なものだろうけど、さすがはゴアテックス、さすがはTHE NORTH FACE!みたいな。
自分は4人のなかでも歩くスピードが速いほうだったらしく、後で合流することを約束しつつ完全にマイペースで先を歩くことに。とにかく雲が多くて、下界を見下ろそうにも真っ白で何も見えず、完全に何かの修行のような様相。5月に出張が連続した後で梅雨入りしてしまい、しばらく自転車にも乗れていなかったため、運動不足の解消にはもってこい、だったけど。あらかじめ予約してあった蓬莱館には、4時半頃に到着しました。5合目から8合目まで2時間半かけて登ったことになります。3人の到着を待てど1時間経っても現れないので、さすがに心配にもなったけれどウィルコムは5合目の時点で既に電波が届かず使い物にならなくなっていたため、「果報は寝て待て」とばかりに一足お先に寝袋へ。結局、再び皆が揃ったのは午後7時近くになった頃のことでした。
蓬莱館は夕食(カレーライスとポテトサラダ、それに日本茶)付きで一人一泊6,300円。疲れもあってかたいへん美味しく食べれました。夜になると少し雲が切れたのか、トイレに行くついでにはるか遠方を望むと街の灯りも少しは見えたり。翌朝は頂上でご来光を拝むべく、Paulの歩くペースを勘案して午前1時には山小屋を出発することに決定......ゆえに午前0時半起床ということで、早々と寝床につきました(普段ではあり得ない!!)。