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初めての長崎

Web標準の日々については全日程を終えてから、感想など書こうと思います。それより先に覚え書きしておきたかったのは、一週間前に訪れた長崎の地でのこと。会社の方の結婚披露宴に出席させていただいたのですけど、なにせ現地滞在24時間未満という凄まじい行程だったうえに、その後の激務(帰りに羽田空港から仕事先に直行したり)でなかなか書けずじまいだったのです。先にFlickrで、画像だけ公開していたのですけど。

行きはANA663便で。同行の方々とは無事チェックインカウンター付近で合流したものの、利用する飛行機の到着が遅れているとかで、離陸は20分近く遅れました。あっという間に(確か2時間も乗っていないはず)長崎空港に到着してみれば、天候はあいにくの雨。800円だか払って高速バスに乗り市内まで移動、長崎新地で降りたら今度はタクシーをつかまえ、宿泊予定の長崎全日空ホテルグラバーヒルへ。

披露宴まであまり時間がなかったけど、昼食ついでに少し観光もしよう(ホテルのすぐ裏手に大浦天主堂グラバー園があるのです)、ということで散策。幸い雨は止んでいたので、グラバー園内はそれなりにエンジョイできました。結局昼食は、大浦天主堂から目と鼻の先にある食堂でちゃんぽんを。少し前にタクシーをつかまえるとき、中華街の入り口を発見しながらも「あそこに行く時間的余裕なんて無いんだよなぁ」ってことで少し切ない思いをしていたぶん、何が何でもご当地料理にありつきたかったのです。そのお店で流れていたBGM、延々Dreams Come Trueの古い曲ばかりだったのが気がかり。

ホテルの部屋に戻り礼服に着替え、タクシーでベイサイド迎賓館まで移動。詳細については激しく割愛しますが、とにかく良い披露宴でした。イロイロ趣向が凝らされていたし、何より海が見えるテラスに出て風船を飛ばすイベント時にも雨が止んだままでいてくれて、素晴しかった!お料理も美味しかったし、久々にビールとかワインとか飲みまくったせいか(あるいは単に歳取ったせい?)、新婦が手紙を読むときに至っては、涙が止まらなかったという。いや、流れていたアンジェラ・アキの歌声のせい?

終了後は部屋に少しだけ戻ってから二次会へ。そこでもまたビール飲みまくってかなりベロンベロンに(滝汗)。もはや自分が誰に向かって何を発言したか、ほとんど覚えていないという超危険な状態に。なんかストレス溜まってたのかなぁ。とはいえ、同じ会社の方々と同じテーブルなわけで、ひたすら仕事の話だったと思いますが。

二次会が終わって外に出ると、外人の老夫婦が外のテラス席でビールを飲んでいたので、酔った勢いで近所に住んでいるのかと聞いてみました。するとビックリ、「そこにある赤いボートでやって来たのさ」。聞けば聞くほどこの夫婦、すごい人たちでした。ポーランド出身ですが化学関係の仕事でアメリカに移住、7年前に家を売り払って船旅に出発したのだとか。凄過ぎる!!ボートの船内まで案内していただき、よくわからないお酒(おい)で乾杯したりしました。そんな映画か小説のなかでしかあり得ないような人生もあるんだなぁって、僕はとにかく壊れた英語で「信じられない」を繰り返していた気がします。彼らはこれから大阪に寄って横浜を目指すのだそうで、もし東京に来れそうなら寿司をご馳走させて欲しいので連絡ちょうだい、と言ってお別れしました。

そのあと3次会はキャバレー?のような場所で飲んだのですけど、そのあたりから本格的に記憶が以下略。そして気がつけばホテルのソファーの上で、しかも自分が乗るはずの朝一番の飛行機は既に離陸してしまった後の時刻でした。激しく焦りつつ方々に連絡を取り、なんとか別の(なる早で午後イチの)便に振り替えていただけることになって一安心、ホテルで(本当は取るはずのなかった)朝食をしっかりいただきました。

そんなこんなで、引き続き市内観光をするほかの方々とはロビーに隣接した喫茶店で別れ、予定時刻よりもだいぶ遅れたものの一人長崎新地から空港に向かい、ANA3736便で羽田に戻ったのでした。もっとちゃんと観光したいよぅと思ったけど、それはまたの機会(何時)ということに。

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