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STSJ第7回セミナー

お昼前に家を出て、品川で虫歯の治療と新刊書籍のチェック。有楽町に移動し無印良品でジャケットを購入、HMVで新譜をチェック。銀座線で外苑前まで移動、無双青山店で塩ラーメンの大盛りを食した後、TEPIA会館へ。NPO法人のSpace Tourism Society Japan(STSJ)主催による第7回宇宙セミナーに参加したのです。同セミナーシリーズには以前から興味を抱いていたのですが、ようやくタイミングが合いました。がしかし!!日頃の疲れが出たのか、講演中ほとんどの時間、爆睡してしまい……激しく反省&自己嫌悪。最後列に座っていたのがせめてもの救い(謎)。いやしかし講演者の方々にはたいへん申し訳ない。せっかく野田篤司氏が「肩書き無し」で独自の宇宙機論を展開されていたのに、実に勿体無いことをしました。
同法人の代表でいらっしゃる五月女剛氏の宇宙旅行最新事情報告では、Virgin Galactic社の動向について興味深い情報を得る事ができました。なんでもSpaceShipTwoは年末までに完成、2008年中頃にはモハベ砂漠で試験飛行を開始。100回の試験飛行の後、2009年初頭には商業宇宙飛行を試験的に始め、同年暮れ〜2010年にはニューメキシコ州に建設される宇宙港で5機体制の下、本格的な運用が始まる予定のほか、スウェーデンのキルナにてオーロラのど真ん中を突っ切るようなツアーも企画中とのこと。同社のツアーを利用する予定のHawking博士がつい最近、Zero G社の無重力体験飛行に参加してニュースになっていたけど、こと弾道飛行に関していえばSpace Adventures社よりVirgin Galactic社のほうが遥かに先を行っているような気が……大丈夫なのかなぁ>SA社。少なくともメディアへの露出で比べれば広報戦略は明らかにVirginのほうが上手に思えるし、そうであるがゆえに一層SA社が秘密主義的に映ってしまいます。あと、Amazon.comでひと財産こしらえたJeff Bezos氏率いるBlue Origin社が2006年11月13日に行った地上試験の模様が印象的でした。オンボードカメラの映像萌え。同社は今年から2009年にかけてプロトタイプの性能を高め、2010年からは年間52回ペースの運用を予定しているらしい。
野田氏のお話のなかで印象的だったのは、仮に自分が宇宙に行くとして、その宇宙機に窓は不要だとする持論。僕はやっぱり地球を見ることが宇宙に行きたいと思う動機の主たるものだから賛成できないけれど、そういう考え方もあるのですね。

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