CSUN三日目
著
CSUN三日目の覚え書きです。昨日の寝坊の影響が尾を引き、夜中までダラダラとメールチェックとか色々してたらやっぱり朝起きれなくて、いくつか参加を予定していたセッションをスキップ。ホテル暮らしが長く続いていることから生じる疲れやストレスの影響も若干あるのかなぁと思いつつ、反省。この日の注目は下記の2セッション。
Accessible Video with Adobe Flash
よりアクセシブルなFlashビデオ作成のためのセッション。話の中心は、ビデオにキャプションを付加するためのツールやサービス、そして自動化について。セッション冒頭で行われた事例紹介のなかではZoot Suit Culture、AOLのPrincess Natasha Cartoonなどが登場。NCAMの提供しているMedia Access Generator(MAGpie)やCC for Flashがツールの話のメインでした。デモも拝見したのですが、キャプションを挿入すると、単位時間あたりの文字数が即座に表示されるあたりは便利ですね。サービスではMedia Access Group at WGBHとCaption Coloradoに言及。自動化についてはAutomatic Sync Technologies(AST)の技術が紹介されました(あらかじめ別途トランスクリプトは作っておく必要有り)。最後にAdobe Flex Captioning ComponentってのがComing Soonだよ、とのアナウンスで終了。
Accessibility at Google: An Overview
Googleがアクセシビリティという観点で今何に取り組んでいるのか?を紹介するセッション。さすがはGoogle、会場は超満員で立ち見客のほか部屋の両サイドの床に座って聞く人も多数。ただ内容的には大したことはなくて、広告を先に読み上げさせるようなソースオーダーの見直しであるとか、GmailにHTML版を用意したとか、Audio CAPTCHAを開発中とか、Google Videoにキャプションが付けられるよ(Selected Videos with Captions)とか、そういう割と知られた範囲での話が多かったような。引き合いに出されていたCHI 2007のペーパーで「Thinking but not seeing: Think-aloud for non-sighted users」は、入手できたら読んでみようと思います。あと、Googleキーホルダーをゲッツ(謎