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OXYFLIER@国立科学博物館

昨日の午後は息子と二人で上野の国立科学博物館に行ってきました。お目当てはもちろん、期間限定企画である創造テクノロジー広場の飛行機コーナー「大空への挑戦」です。鳥人間コンテストで活躍した人力飛行機や、企業とともに開発した乾電池有人飛行機を紹介とあるように、例のオキシライド有人飛行プロジェクトの機体「OXYFLIER(オキシフライヤー)」が見れるのですね。少し前にJR東京駅丸の内南口で展示されていたときには都合がつかなかったため、今回の展示を心待ちにしていました。
会場に着くなり、(東京駅での展示と大きく異なり)機体が組み上げられた状態で展示されていないことが即座にわかりました。みどり館という建物の地階でしたから、まぁモノがモノだけに(スパン31メートル)難しいんじゃないかとは思ってましたけど、そもそも割り当てられていた展示スペースが思っていたよりもずっと小規模でした。主翼の2〜3セクションが天井から吊られていたほかはOXYFLIERのコックピット、それと別に人力飛行機のフレーム(ギアボックスのマウントと思しき部分がフロントポールの前後に2カ所あったのが不思議。子供限定ですが、イスに腰掛けても良いとありました)の3点がメインの展示物で、あとは実際に手を触れることのできるカーボンクロスやカーボンパイプのサンプル、電池システムの一部に解説の壁掛けパネルが4枚と、あとは薄型テレビに飛行の模様の動画が繰り返し放映されているだけでした。興味深かったのは、電池やモーター等の搭載に伴い10キロの重量増が見込まれたため、人力でのパイロットよりも10キロ軽いパイロットを選出したという点。パワーを入力しなくても良いぶんラクだろうとは思いますが、自分(今だ体重は50キロ前後)でも乗っかったら飛ばせるんじゃないかなぁと思ったり。
動画についてはOXYFLIERの飛行会の模様だけでなく、今夏の鳥人間コンテストでの模様(墜落の瞬間の模様は含まず、ただ文字情報としてフライト内容の紹介と、現在はパイロットさんも元気であることを伝えていました)や機体製作の過程もわずかですが収録されていました。息子はこの動画には少しばかり夢中になったようで、飛行中の機体を指差して見ていたので、これを機に開眼(謎)すると良いなと思います。
たまたまタイミングが悪かっただけだろうと思いますが、解説員らしき人が近くにおらず、詳しいお話を聞く事もかなわないまま、写真を撮れるだけ撮って帰って来ました(その画像データ、実は帰宅後にMacに読み込ませようとした際CFカードの抜き差しにミスってしまい全部無くなってしまいました orz)。展示は今日までっていうか残りあと数時間ありますので、興味のある方(誰)は是非。

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