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JAXAシンポジウム2006

JAXAシンポジウム2006なるイベントをメールサービス経由で知りました。プログラム概要を読む限り、実に興味をそそられる内容であって、これは是非とも参加しなければと思い、開催日時を確認したところで愕然。平成18年7月4日(火)17:00から20:30とあります。火曜日の晩は毎週、勤務先で英語研修を受けているということもありますが、とにかく平日の開催という時点で参加はまず不可能。そもそも、規定の退勤時刻が18時半なのに、スタートが17時のイベントに間に合うように移動するだなんて、たかが新宿から有楽町までの距離とはいえ、考えるまでもなく無理というもの。そこで激しく疑問に思ったのが、一体このイベントは何を目的とし、誰をターゲットとして開催されようとしているのか?ということ。
平日の17時に有楽町に出向くのは、たとえ同じ都内に勤めていたとしても、(僕を含め)多くのサラリーマンにとって時間的に無理があるハズです。結局のところ、参加が可能な層というのは、JAXAとポジション的に近い、いわゆる宇宙業界に属しているか、そうでなくともJAXAと何らかの関係性をもつ企業等に勤務する人々、になるのではないかと思います。しかし、イベント内容は日常的に宇宙開発に携わっているというよりは広く一般の人向けに感じられ、その趣旨はJAXAあるいは宇宙開発の普及、啓蒙にあると思われるのです。仮にそうであれば平日の夕方にスタートなんて大間違い、学生やまったく異業種のサラリーマン、それに遠方にお住まいの方でも参加できるよう、土日の昼間に催行すべきです。
プレスリリースにみなさまのご来場をお待ちしておりますとあるけれど、そのみなさまって一体どこの誰を指しているんでしょうか?もし本イベントが真に一般へのアウトリーチを目的としているのなら、明らかに日時設定を誤っています。そういう無茶なイベント設定は、お金の無駄遣いとさえ言えるのではないでしょうか?(同じような状況はJAXAi マンスリートークについても言えますが、あちらはPodcasting配信をしてくださっているので、さほど不満はありません。)イベント関係者に対し無闇に休日出勤を強いるつもりは毛頭ありませんが、とにかくそんなことを思いました。

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