有人ロケット研究会 第3回勉強会
著
今日は有人ロケット研究会の第3回勉強会の日でした。嫁さんが購入した中古電子ピアノが配達される兼ね合いから、午前の部の招待講演×2は欠席せざるを得ず、午後から参加。今回の会場は、思い出深い早大理工学部(53-401教室)で、昼食は(勤務先が新井薬師前から移転してからというもの、なかなか馬場で降車することが無かったせいもあり)久しぶりに夢民にベーコンエッグのマイルドを食べに行きました……相変わらずウマー。
勉強会のほうは、基本的には発表者による講演&質疑応答方式。「民間による日本製有人宇宙輸送機を開発し、2010年初打上げを行う」ことを掲げる割には、開発のための資金集めのさらにそのまた準備段階といった状況。まだまだ基本的なレベルで議論すべきことは山積しているように感じたけれど、それ以前に問題なのはやっぱり実働可能な人集め、かなぁ。実際の開発までをスコープに含めるなら尚更、各分野のトップ・エンジニアを早急に召集しなければならないだろうし。もっともこれは卵と鶏みたいなもので、活動の土台が一定のレベルに固まるまではごく小人数で集中的に議論、日本で有人をやりたいと思う人が本当に参加したい、参加しなければならいと思えるような状態にしなければ、集まるものも集まらないハズで。そのためには綿密なビジネスプランなり現実味のあるスケジュールが必要だろうし、なかなか難しいですね。ただ、何事もまずは思うところのある人間が集まって対話を開始できる場があってこそなわけで、有人ロケット研究会の現時点での価値というのはそこにあるのだろうなと思います。
懇親会は馬場のシェーキーズで。Blogを通じた交流しかなかった宇宙観光企画のuk2さんや、Space Future Japanに携わられている方、そしてそして実に数年ぶりの再会となったスペーストピアの若松さんとお話でき、嬉しかったです(会を主催されている広崎さん、はるばる秋田より参加された秋山さん、そして昨年つくばでお会いして以来ぶりの山崎さんとは少ししかトークできず残念!)。本勉強会、次回も参加させていただこうと思います。