パクリとかテンプレートとか
著
nisshi.yugopの「パクリへの対応に関して」というエントリを読んで。yugopさんのパクリに対する考え方とかスタンスを知ることができ、興味深いです。なんでも、パクられてますよ!と連絡を受けたうちの8割が出来の悪いパクリで、残りの2割は出来の良いパクリであるらしい。前者については「どうでもいいや。」の方が勝ってしまい
、また後者についても対応が面倒ということで放置なのだそう。結局のところ警告発したり、その是非について議論したり、自分のサイトで告発したりするのは相当なエネルギーが要り
、それに見合うメリットが無いということでしょうか。
当覚え書きでも、約2年前のことになりますが、「酷似したwebサイト」という記事のなかでパクリ問題を扱ったことがあります。当時自分が言及した理由としては、それがあまりにも見事に酷似していたものだから、単にその驚きを記録しておきたかったということであり、祭(謎)を起こそうだとか盛り上げようとか、そういう意図はありませんでしたが。それ以来パクリ問題に触れたことは無かったと思うけれど、自分が気付いていないだけで、依然としてパクったりパクられたりという問題は後を絶っていないんでしょうね。出来の悪いパクリというのは放っておいてもいずれ自滅すると思われるのですけど(パクリをした張本人であるデザイナーにしたって、そんなことを繰り返すようではクリエイティビティを育む機会を自ら放棄しているわけだから、遅かれ早かれ食べていけなくなる?)、出来の良いパクリって厄介そうですね。そういった問題を放置してしまうことで、業界と呼ばれる存在の不健全さが増してしまうのは、同じ業界に身を置く立場としては正直嫌な感じもするし、かといってパクられる当事者の立場を考えると、やっぱり対応する時間が勿体無い→放置という流れになってしまいそうで以下略。
でもって笑わせていただいたのが、これに関連してyuuさんが「それって……」という記事を書いていて、そのなかでとらやのサイトのテンプレート
なる言葉が登場していたこと。実はそういう名称でどこか(何処)で販売されていたりするんでしょうか?それとも発言者独特の言い回し?どちらにしても面白すぎます。