Web標準デザインテクニック即戦ワークブック
著
既に毎日コミュニケーションズのECサイト「MYCOM BOOKS」に掲載されていたことに今日になって気付いたので(例によってまだアマゾンには出ていない模様)、ちょこっと宣伝っていうか。今月末には書店に並ぶと思うのですけど、「Web標準デザインテクニック即戦ワークブック—XHTML+CSSを正しく賢く書くための15問」という本が近く発売されます。僕は勤務先の業務の一環で、この本の監訳に携わらせていただきました。
監訳ということからもお分かりのように、この本はDan Cederholm氏の書いた「Web Standards Solutions: The Markup and Style Handbook」の日本語訳です。タイトルは原著と比べると大きく変化しているように思われるかもしれませんが、内容に即した良いタイトルを付けていただけたと思います。原著については昨年8月に一通り読み終えた時点で当覚え書き「Web Standards Solutions」でも紹介しているので、どんな内容かは既にご存知かもしれませんね。巷ではBlogの流行も後押ししてか、XHTML&CSSに関する書籍が数多く出版されていますが、本書も同じカテゴリに属します。「How」よりは「Why」にフォーカスし、つまり単にノウハウやテクニックを紹介するに止まらず、その背景にある思想的な部分も含めて、実にシンプルな事例を基に解説しているのが本書の特色。「でこぼこ翻訳ハジメ」さんではオススメのCSS本「Web Standards Solutions」として取り上げられていますが、出版に携わった者としては、本書のもつ良さが一人でも多くの方々に受け入れられると嬉しいなぁと思います。
ちなみにGoogleで検索していて、Picnic*さんはちょうど今原著をお読みになっていることを「Web標準デザインテクニック即戦ワークブック」エントリで知りました。僕が思うに、原著には原著の良さがありますから、そのまま読み進められることをオススメします。英語のままのほうが場合によっては理解しやすいということもあり得ますので。