Poderosa
著
そういえば、VaraTermって4月からオープンソース化されたはずなのにインストールしてなかったので、遅まきながら導入してみました。新たにPoderosaと命名されたそのソフトを起動してビックリ、立ち上がりがなんか無茶苦茶速い。僕がそれまで使っていたVaraTermといえば、(二度目以降はともかく)最初の起動でやたら待たされるという印象が強かったんですが、Poderosaはさくっと起動。それだけでなく、メニュー周りの反応なんかも心なしか速くなっている気がします。起動時の遅さは.NET側の問題なのだろうと思いつつ、しばらくTeraTerm+TTSSHな環境に戻っていましたが、当面はPoderosa一筋で生きていこうかと思います。
VaraTerm、もといPoderosaの最大の特長というか気に入っている点はタブ式のGUIを実装していること。実際のところNaokiさん(誰)のようにありえない数のターミナルを同時に開くようなニーズは僕にはありませんが、それでも複数の接続を同じウィンドウ内で眺めることができるというのは「たまに」役立ちます。オプション設定周りはアイコンを用いるなど、外観もややスタイリッシュになりましたね……これは流行るんじゃないかなぁ。
気になっていた「Poderosa」という名前の由来ですが、Poderosa のメイン開発者である岡嶋氏のBlog「人生を書き換える者すらいた。」の「さっそく改名」によると、キューバの革命家チェ・ゲバラ氏が南米旅行したときに乗っていたバイクの名がポデローザ2号
という解説があります。それだけでは意味不明のままなんですが、ググってみたところ「馬力のあるヤツ」という意味があるようです(via IburiTimeの「VaraTermからPoderosaへ」)。
[4/17追記]
Poderosa作者さんからコメントいただきましたが、起動時の速度に関する変更は無かったとのことですので、VaraTermからPoderosaになって起動が速く感じられたというのは、Poderosa自身とは別の要因に拠るようです。それが何であるかはわかりませんが、ハードウェア構成は変更していません。