Re: 外部CSSはSEOスパムの対象となるか
著
ナチュ日記。の「外部CSSはSEOスパムの対象となるか」というエントリを読んで。個人的には(将来的にはわからないけど)スパムの対象になっていないと思います。いつだったか、こくぼっくるさん(誰)が言っていたように、都市伝説のようなものではないかと。この手の話がいかにして信憑性を獲得し広まったのかわかりませんが、言いだしっぺ(誰)は確たる証拠も無くそういうことを言い出したんじゃないかな。とはいえ、僕も勝手な思いつきだけでコレ書いてますが(ぉ
だいたい、CSSファイルを読み込んで解析したところで、その内容がSEOスパムという目的をもって書かれたものか、そうでないかを機械的に判別するなんてこと、人工知能でも完成しない限り無理なんじゃないかと思っています。確かに、描画可能領域外に情報を絶対配置するというのは「普通に考えれば」あり得ないことですし、SEOスパム的であるとも感じますけどね。そもそも音声読み上げ環境として一定のシェアを誇る某ホームページ・リーダーがdisplay:none;を指定した対象を読み上げないがゆえに広く普及してしまったという過去の経緯を踏まえるなら、それをもってしてSEOスパムであると断定するのは乱暴過ぎるわけで、となると絶対配置した情報の内容を理解しない限り判定は不可能なハズということに。
ところで文中にあるHTMLとCSSのソースを眺めますと、これはいわゆる「Image Replacement」という手法ですね。CSS有効かつ画像非表示という環境に対しては、情報がまったく伝わらないという。海外のサイトでは本当によく目にしますし、最近では国内のサイトで目にすることも珍しくなくなってきた気がします(あくまでも気だけ)。アクセシビリティとのトレードオフの結果として(その点を十分理解したうえで)採用するのであればまだ良いのですが……個人的には好きになれない手法です。だってZaurusのNetFrontは常に画像非表示で使っているからw