あなたはクズだからです。
著
僕はBloglines経由で500を優に超える数のRSSフィードをチェックしているわけですが、個人的に好きなBlogのひとつに「高橋がなりブログ 虎の声」があります。寄せられるさまざまな質問の中から毎日一つを選び、それに対しがなり氏本人が答えるというもの。厳密には氏本人ではなくライターさんが書いているものの、質問が多種多様で面白いし、回答から新たな気付きを得ることも多いので、更新をいつも楽しみにしています。
今日のお題は「29才の男」さんから寄せられた「履歴書にウソを書いてもいいですか?」という質問なんですが、回答のなかでがなり氏、あなたはクズだからです。
とバッサリ質問者を「クズ」呼ばわり。それを読んで、僕は「いつになく手厳しいなぁ」と思ったのですけど、それをmixi日記にメモしたら心のこもったメッセージ
であるとか、親身になって答えてる
といった反応が。確かにそれはそうなんだけど、反射的に手厳しいと感じた理由は、「クズ」という言葉、いやむしろ人のことを「クズ」と呼ぶ行為への抵抗感もさることながら、結局のところ自分自身ががなり氏の定義する「クズ」に属する人間であるがゆえではないかと思われ、ちょっとショックを受けました。
人のせいにする人、自分を客観的に見つめられない人、人に信用されない人。そういう人のことをがなり氏は「クズ」と呼ぶそうです。今の自分にとっては特に二番目の客観的に自分をみるという行為が満足に出来ていないように思います。そういう意味では、僕もまた自分はクズなんだという自覚を持って、焼きを入れ
る必要があるのだろうな。頑張ります。