DEEP BLUE
著
公開初日に出向いた時は、予想を遥かに上回る人気っぷりに尻尾巻いて帰らざるを得なかったという苦い思い出のある「DEEP BLUE」。そろそろ日にちも経ったし、お盆休み中だし、天気良くないし、そのうえ朝イチバンの上映回に行けば確実じゃん?な感じで再び六本木ヒルズへ。さすがに今回はしっかり席をゲットしましたですよ。
前評判通りの映像の素晴らしさにはしばし絶句。シャチがアシカの子どもを襲うシーンは前にもテレビで見たことあったけど、沖合での「狩り」では、空中高く(7〜8mぐらい?とにかくかなり高くまで)にアシカを投げ上げるシーンにはかなり驚きました。本能的にそのような手段を取っているのでしょうか?それとも、先祖代々受け継がれてきた手法なんでしょうか?これについては、同じくシャチがクジラの子どもを母親から引き離し、かつ溺れさせてしまうシーンについても然りで、疑問なんですけど。
この映画において、それらのシーンは受け取り方によっては確かにエグいとは思うんですけど、僕はそうは感じませんでした。何といっても、自然のありのままの姿なわけですからね。人間だって、人間圏を確立するまでの間は、他の動物と同じように日々生きるか死ぬかの競争を繰り広げていたはずなわけですが。それを想うと、今の僕はなんと安穏と生き延びて続けていることよw