福田官房長官の辞任

2004年5月7日 著

なんていうか、まぁ激しく既出なネタなんですけど、とにかく福田官房長官の引退にはとても驚きました。家に帰ったのが23時頃のことで、教育テレビの「100語でスタート！英会話」を見たりしながらまた〜りと夕飯を食べてたんですけど、別のチャンネルに変えたところで初めてそのニュースを知ったのでした。
定例記者会見の場にいた記者達はもちろんのこと、同じ国会議員のセンセイ方にとっても今回の辞任はとても意外な展開だったようで。もしこれが福田氏個人による周到な計算（謎）に基づく決断だったとしたら、やはりとても頭が良い人なのだろうと思う。政府・与党への年金問題に対する風当たりを弱め、と同時に民主党（というか菅代表）に対し攻撃を加えるには、絶妙のタイミングだったというか。政治全体に対する浄化作用のほうは、期待でき無さそうだけど。
裏で何らかの見返りが約束されたうえでの辞任、という可能性だってあるかもしれないし、詮索したらキリが無いけど、しかし思い切ったものです。あれだけ綺麗さっぱりと辞められちゃうと、ほとぼりが冷めるのを待つまでもなく、別の要職に復活！なんてのも十分あり得るかなぁ。