BICYCLE NAVI No.11

2004年1月25日 著

八重洲ブックセンターでBICYCLE NAVI No.11を購入。表紙は、ロードレーサーにまたがる忌野清志郎！車体も服装も真っ赤でド派手なのに、違和感がまったく感じられないのはさすがというか、今年で53になるという年齢を考えるとむしろ驚異的というべきか。
興味をそそられたのは疋田さんの「自転車通勤のススメ」。ブリヂストンの品質試験場のレポートなんだけど、耐久テストを行うさまざまな機械が写真付きで紹介されていて、面白い。自転車用のベルの耐久試験では、1時間に約3000回のペースで鳴らし続けるのだそう。一生の間に果たして自転車のベルなんて何回鳴らすのだろう？通算でも3000なんて数字には達しなさそうだ。（僕は歩道ではなくたいてい車道を走るので、鳴らす機会はますます少ないわけで。）
最後に疋田さんは、中国などで生産された激安自転車について品質基準の違いが価格差に顕れている、と警鐘を鳴らしています。時と場合によっては生死を左右する乗り物だけに、「安かろう悪かろう」な品物には十分注意しないとね。