10年後の自分が見えるヤツ 1年後の自分も見えないヤツ

2004年1月17日 著

落合信彦著「10年後の自分が見えるヤツ 1年後の自分も見えないヤツ—落合信彦選書〈4〉」を読了（タイトル長いね）。今の僕には1年後の自分はまァなんとなく見えているけど、10年後となるとほとんど見えない状態。なんとなくだけど、5年後くらいから急に自信が無くなるというか。とりあえずそんな状態なので読んでみました。
第8章の「自己採点」が一番面白かったかな。旧ソ連のSS20というミサイルは生存度、耐久性、稼働率、浸透度、命中率の5分野で10点満点中9.9だったという……で、自己をミサイルに当てはめたときに果たして何点が取れるか？ってなお話。同じ章の後半では人の死についても触れられていた。いつか必ず訪れる死を意識せずして、本当の意味での充実した生を実感することは難しいだろうとは思うけど、日常の中で実践することはなかなか難しい。夜、布団に入るときも、黙ってたって明日は迎えられると無意識には思っているはずだし。
社会に出たての頃から3〜4年ぐらい前までは、自己啓発の本というともっぱら弘兼憲史氏の書いた本ばかりを読んでいたけれど、明らかに落合氏の著作に最近シフトし始めている。もう何冊か読んでみようと思います。