自衛隊イラク派遣の是非
著
自衛隊イラク派遣の閣議決定の件、各種メディアで盛んに取り上げられています。しかしその割には、僕が巡回しているBlogや日記上には話題としてほとんど登場していないみたい。もともとそれらが政治ネタを扱うようなBlogなり日記ではなかったということもあるけれど、これほど大きなニュースに全くといってよいほど触れられていないのは正直意外な気がしました。
決して誰もが無関心というわけではないだろうし、もともとその手のネタは扱わないというルールやポリシーでサイトを運用しているのかもしれない。政治問題を自分のサイトで取り上げ論じることには、宗教と同様の難しさ、つまり極めてパーソナルな部分を晒すことの怖さとか恐れみたいなものが存在しているように思うのですが、そういった面も影響していたりするのかな。
じゃぁオマエはどうなんだヨと問われると、自衛隊派遣について今日までの時点ではnegativeです。そもそも復興しなければならい元凶となった戦争には大義が無いし(いまだ大量破壊兵器は見つかっていなかったハズ)、現地の人々が望む人道復興支援なら金だけを出すでもなく自衛隊を派遣するでもない別の方法があるんじゃないかと思うし(方法論や時期の観点)、国際協調という側面を首相は強調したけどそんなの実は名ばかりでアメリカとそれに与する国の間だけの極めてclosedな協調という気がするし、今というタイミングで派遣を決定しなければならないほどに日米関係・日米同盟が危ういものだとは思っていないし、派遣の趣旨は憲法の前文には合致しても第九条には反しているっぽいし、派遣することにより日本国内でテロが発生することのリスクにどう対処するのかが具体的に明確になっていないし。
もうちょっといろいろ調べてまたじっくり考えてみます。