インビジブル
著
日曜洋画劇場で、映画「インビジブル」を見ました。透明人間になる術を手に入れた科学者の狂気というか悲哀を描いたSFモノで、公開された2000年当時に劇場へ行きそびれていた映画です。
見終えた結論としては、映画館にわざわざ行くほどのものでは無かったかなと。そもそも、構成が「エイリアン」に非常に似過ぎていると思いました……姿の見えない敵に襲われ、一人また一人と命を落としていくっていう。ただ、確かにSFXは見ものです。特に、透明化や復元の過程の映像がCGを使ってとても緻密に描かれていました。
よく考えてみると物語のうえでは「科学者の」悲哀だけでなく「オトコの」悲哀も焦点だったのかな。透明人間になれたとして何をしたいかって考えたときに、アブナイ方向のいたずらに突っ走っちゃったりするのは、男の悲しい性かもしれず。