高速飛行実証PhaseII

2003年7月2日 著

宇宙開発事業団と航空科学技術研究所が共同で進めている高速飛行実証フェーズIIにおいて、第1回飛行実験を実施した結果、データは取得したものの、機体の一部が破損したとのプレスリリース（高速飛行実証フェーズII 第1回飛行実験の実施結果について）が。
時事通信の報道では「大破」という言葉が使用されているのですが、実際のところどうなんでしょう。「大破」と「一部破損」とでは、激しく意味が違うような。
ただ、記事にあった「主パラシュートが出なかった」というのが本当なら、機体がかなりのダメージを被っているのは想像に難くなく、次回以降の試験は中止される予感がします。