Rutan氏の言葉

2003年6月26日 著

松浦さんの書いた記事だったりしますが、BizTechの「パリエアショー：宇宙弾道飛行の費用『一人2万ドルに』、ルータン氏」を読みました。
Rutan氏の言葉って妙に説得力があるように感じられます。氏の思考や経験自体にその理由があるのかもしれませんが、とにかく説教臭さも無く、胡散臭さも無く。
印象に残ったのは、「技術開発に『楽しみ』という要素はとても重要」「子供達を退屈させるべきではない」という言葉。特に前者は、自分自身の過去を思い返すにつけ、非常に示唆に富んだ言葉だと思います。
何でもそうだけど、最初は好きで始めても、盲目的に熱中してしまうと、いつの間にか「楽しみ」を忘れ、むしろ苦行のようになってしまい、ある日突然そのギャップに気づいてビックリしてしまうっていうか。日ごろから「楽しみ」を感じ続けられるだけの精神的余裕が必要、という気がします。