宇宙人としての生き方
著
松井教授の新著「宇宙人としての生き方—アストロバイオロジーへの招待—」を読了しました。実はコレ、以前読んだことのある、NHK人間講座で用いたテキストに、加筆をしたものだそうです。
宇宙誕生から現在に至るまでの「時間」、そしてミクロからマクロに至るまでの「空間」の両者を、連続的かつ包括的に俯瞰する氏の考察には、唸らされるものが多くあります。
今回読み終えてふと、(今のままで行けば)人類は遠からず、自然界と金融システムのいずれかのカタストロフィを避けられないとの見方を示した作家、故ミヒャエル・エンデ氏の思想に通ずるものを感じました。