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君の名は。

新海誠監督の長編アニメ『君の名は。』は、劇場で公開されてからもうだいぶ日が経っているけど、なんとなく見にいくのを避け続けてきました。結果的に完全に思い込みでしかなかったのですが、劇中の恋愛要素に当てられて鬱気味になってしまうんじゃないかとか(謎)、そういう心配があって。『ほしのこえ』にしたって、DVDは持っているけど、さすがに今の歳で見るといろいろ厳しいというか辛いというか、口先だけだけど死にたくなるというか。

でまぁ4月1日の仕事帰り、TOHOシネマズ 新宿の21:50上映開始の回で、ついに見ましたよ『君の名は。』を。今やTwitterのTLで話題にされているアニメといえば「けものフレンズ」一色だけども、海外でも評判になった作品ではあるし、劇場上映されているうちに見ておこうかなと。ファーストデイとやらで、通常よりお安く1,100円で見れたしね。土曜の夜ということもあって満席だったから、朝のうちにチケットを買っておいて良かったです。

見終わった感想としては、恋愛要素と同じかそれ以上に、SF要素の詰まった作品だったことが意外だったのと、あとは複数回劇場に足を運んだ人の気持ちがようやく分かった感。これは確かに、もう一回は見たくなる......途中からとにかく切なくて胸が苦しくなって辛いんだけど。時間軸でも、地理的にもすれ違ってて、会いたくても会えない、思い出したくても思い出せなくなる二人に、散々やきもきさせられてね。奥寺先輩、大人の女性らしい、いい味出してて良かったし。

あとは、実につまらないツッコミではあるのだけど、ティアマト彗星の分裂した核について。あれだけのクレーターを残したくらいだから、一定の質量が砕け切らず地表まで到達したのだろうと思いつつも、だとすればあんな狭い、糸守町の近傍だけに被害が止められるとは思えないのですよね......避難先にとなって住民を救うことになる高校、落下地点からすれば目と鼻の先であって以下略。

[ 2017-04-23 追記 ] ロングランのおかげで、この日、息子と共に劇場で見ることができました。鑑賞したのは有楽町スバル座で、11:30上映開始の回。ネットでチケットを予約できない劇場でしたが(初めて行ったのですけど、施設も場内アナウンスも古めかしくだいぶ年季の入った映画館でした)、さすがに満員には程遠い状況で、ゆったりリラックスして見れました。もちろん息子は初回で自分は2回目だったのですけど、ストーリーを把握できているぶん、細かいところまでチェックできたのは良かったかなと。そして、あともう1回くらい劇場で見たいかも、と思ってしまったり。

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