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覚え書き

Diigo Bookmarks 08/17/2017

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続ける力

全ての宇宙飛行士の中で最も尊敬する、そして一方的ながら最もご縁のある(1997年、国際宇宙大学に参加していた当時ヒューストンでご挨拶する機会があったり、2013年にはバイコヌールからISSへと旅立つのを現地でお見送りした)、若田さんの著書『続ける力 人の価値は、努力の量によって決まる』を読みました。タイトルとは裏腹に?、かなり広範な話題が盛り込まれており、若田さん流の人生観、リーダーシップ、組織のまとめ方というのが非常に勉強になりました。ああこれは自分もそうだ(少なくとも自分が目指す姿だ)、と感動してしまったのが次の2つのくだり:

安定してきて楽に感じられるようになったら、自分に新しいチャレンジを与え、それまでと違う環境に身を置き、緊張感を維持しようとし始める。ある意味で、故意に不均衡な状態をつくるのだ。

自分でコントロールできないことに一喜一憂するのではなく、気持ちを切り替えて、いま自分に何ができるのか、ということに集中するほうが賢明だと思う。

個人的にとても新鮮だったのが、ごく普通に仕事上の失敗や子育てに悩む一人の男性としての吐露が書き記されていたこと。中には初めて目にするような失敗談、エピソードも結構あって、それがきっと若田さんを魅力的な人物へと仕立て上げてきたのだろうなぁ、と想像。職業的宇宙飛行士というと、どうしても「スーパーマン」としての側面にスポットが当てられがちで、自ずと「そういう」イメージを持ってしまいがちだけれど......どれだけ優秀なスキルセットをお持ちであろうとも、同じ人間としての悩みというのは、多かれ少なかれ避けられないものなのですよね。例えば:

私も、自分にはコントロールしようのない組織の決定に対し、大きな失望を感じたことはある。

時には家庭内問題でストレスが高まることもあるが......。

Diigo Bookmarks 08/16/2017

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完全残業ゼロのIT企業になったら何が起きたか

少し前にエンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか、そして勉強時間とれない育児中のエンジニアはどうすれば良いのかという記事がはてなブックマーク方面で話題になっていた、株式会社アクシアの米村歩氏の著書、『完全残業ゼロのIT企業になったら何が起きたか』を読了。Kindle価格が示唆している通り、それほど文字量は多く無いので、さらっと読めます。全く経歴を存じ上げなかったので意外に思ったのですが、米村氏自身、かつてはブラック企業と呼ばれるような環境で、社畜と呼ばれるような存在だったようです:

「日々の激務をこなしながらも、時間外にはスキルアップのための勉強をしてほしい」この姿勢こそ、私が最初の会社で培ったスーパー社畜魂に他ならなかったのです。

そして残業ゼロを実現したその施策は、いたってシンプル:

とにかく帰らせる。え?それだけ?と拍子抜けに思った方がほとんどでしょう。しかし私は、この「帰らせる」ということを、社員が自主的に行えるようになるまで徹底してやり抜いたのです。

いわゆるケツカッチン効果というか、締め切り効果でもって生産性を上げた、ということかな。それで万が一溢れてしまった(ないし、緊急対応に類する)業務については

役員には残業という概念がないので、我々だけは残業します。みんなが就業時間内に終えられなかった仕事は役員で全て引き受けるから。

ということらしい。他にも仕事の見える化など、施策で参考になるところは少なからずあれど、会社それぞれに規模も経緯も違うなかで、おいそれと真似できるものは多くないかもなぁ......という印象。ただ締め切り効果の効能は確かにあると思うし、あとはそれをどれぐらいの塩梅で、どう適用していくかという話でしかない、とも思いました。なお、一箇所誤記と思しき箇所を発見。一度休学し、大学院に入り直すと言い出す者まで現れましたというフレーズが第2章にあるのですけど、休学ではなく休職、ですねおそらく。

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