アクセシビリティの祭典 2016
著
5月19日の覚え書き。うんと早起きして東京駅からのぞみ1号に乗車、新大阪から新快速に乗って神戸へ。昨年に引き続き、アクセシビリティの祭典に参加しました(今年も「アクセシビリティの祭典」が開催参照)。自分が撮影した写真はアクセシビリティの祭典 2016 | Flickr - Photo Sharing!に、また関連するつぶやき(ハッシュタグ #accfes)はアクセシビリティの祭典 2016 #accfes - Togetterまとめにまとめてあります。
伊敷さんの講演、セッション1「障害者差別解消法とウェブアクセシビリティ」では、やはり障害当事者がいかにして積極的に声をあげていくか、また声をあげやすい環境を整備するかが課題であるよなぁと改めて痛感。植木さん、福田さんの講演内容については、先だってウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)主催のセミナーで聞き知っていたものですが、さすが祭典だけに植木さん、ネタを突っ込んできましたね。
太田さん&伊原さんのセッション4「デザイニングWebアクセシビリティ ~サイトをアクセシブルにするための受発注のセオリー~」は、漫才かというくらいテンポが良く楽しめました。セッション5「関係者が明かす神戸市公式ホームページリニューアルの真実」では、ユニバーサルメニューは敗北してしまったのだろうか?的なことを感じつつ、検索窓を中心に据えたトップページの構成について興味深いお話を伺いました。そしてセッション6「ここが知りたい!実務で活かすアクセシビリティとは」では、ドリカムもといD2DRAFTの御三方が登壇されたのですけど、澤田さんのミニライブ(新曲を含め、まさかの3曲!!)に全部持ってかれてましたw
でまぁ自分の出番(セッション7 対談「アクセシビリティとUX」)はプログラム中一番最後だったのですけど、あまりこうUXを絡めたお話ができなかったように感じていて、申し訳なかったなと。村岡さん、ミキさん、僕のそれぞれ、三者三様のUXの捉え方というのは話したものの、UXとアクセシビリティの両者がどう関連付けられるのか、そこの文脈をもっと掘り下げるなり議論したかったですね。まぁスタートした時点で既に10分くらい進行が押してましたし、仕方なかったですけど。ファシリテーターの植木さんはじめ、皆様お疲れ様でした&ありがとうございました。
イベント終了後、Eggs'n Thingsに移動して懇親会。神戸港に面したオープンエアな座席からは、すぐ目の前に神戸ポートタワーを眺めることができ、お店の周りがカップルだらけなのも納得のロケーション。お料理も美味しくて(ホイップ山盛りのパンケーキは一度食べてみたかったんですよね)、楽しかったです。さらにその後、Tomi's BARにて二次会......割と真面目に、アクセシビリティについて語り合っていた気がします。こちらのバーもすごく雰囲気が良いお店で、また来たくなりました(神戸の皆さんが羨ましい)。そんなこんなで朝から晩まで「アクセシビリティ漬け」なGlobal Accessibility Awareness Dayを終え、宿泊先の神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部に向かいました。
神戸ハーバーランド温泉、どんなところかなぁと楽しみにしていたのですが、期待を上回る充実度。基本的に何でも揃っているし、部屋は無駄に広いし(ツインなんて頼んでたかな?)、朝食は食べ過ぎたし。あとUX的(謎)には、靴を脱いでいる状態でエレベーターで昇降するのがすごく新鮮な感じで楽しかったような。来年、またアクセシビリティの祭典に来るとしたら(たとえ登壇する側でなくとも)、神戸ハーバーランド温泉に泊まりたさある......と思った次第。ともあれ板垣さん、北山さんをはじめ、本イベントの開催に尽力された運営側の皆様には深く感謝。ありがとうございました。