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Konfabulatorが無償で公開

今日一番驚かされたニュースは、なんといっても米Yahoo!によるPixoriaの買収。PixoriaはKonfabulatorを開発してきた会社であり、Konfabulatorというのは、以前Appleがパクった云々で話題になった、デスクトップアクセサリの実行環境です。今回の買収により、嬉しいことにこのKonfabulatorがフリーウェア化されました。Macintosh版に加え、延命策などと噂されながらもWindows版が公開されたのは昨年11月のことでしたが、そのときから実は使ってみたかったんですよね。iBookにTigerをインストールしDashboardを使い始めてからは尚更でした。いやぁありがとうございます(謎
それにしても、米Yahoo!は面白いところに目をつけたなぁって思います。Yahoo!、Google、Microsoftは、検索機能を含むポータルサイトの運用に始まって、ユーザーシェア拡大のための多様な策を次々と打ち出してきました。少し前には、デスクトップ検索が話題になりましたね(僕は使っていませんが)。もはやWebブラウザ上のみならず、デスクトップ環境そのものがポータルビジネスの主戦場なわけです。同じWdigetという呼び名であっても、KonfabulatorとDashboardとではアクセサリ作成上の仕様が異なっており、その点はかつてのブラウザ戦争をどことなく髣髴とさせている感じですが……KonfabulatorにはWin版とMac版の双方がありますから(Dashboardは当然ながらWin版が無い)、より多くの開発者からのコミットが期待できるでしょう。今後Yahoo!がいかにKonfabulatorを利用して自社ブランドを高めていくか、注目してみようと思います。もちろん、GoogleとMicrosoftの動きも気になりますね。「Longhorn」改め「Windows Vista」が登場したら、いつの間にかソックリな機能が実装されてたりして。
ところで早速インストールしてみたバージョンは2.1。導入過程で特に言語を選択した記憶は無かったけれど、気が付いたらメニューは日本語化されていました。デフォルトだとF8キーでアクセサリの表示・非表示を制御できます。僕の場合、やはり気が散るし画面もApple Chinema Displayほど広くもないから、基本的には非表示にする派です。まだあまりWidget漁りをしていないけど、今後Web制作方面に便利なツールが登場することを期待。

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