Perdix 当日の朝からプラットフォームに移動するまで
いよいよ鳥コン当日の朝を迎えました。僕の体調は良く、機体の組み立ても順調に進みました。
僕は朝食(?)にヨーグルトとオレンジジュースをとりました。それからアップをとるため、固定ローラーで軽く回しました。操縦系と駆動系に関しては僕自身入念にチェックしました。
組み上げられた機体とともに、プラットフォームへ向けて移動を開始。昨年と異なり天気は快晴、雨など降りそうにもない天気だったため、もうそれだけでも上機嫌でした。
昨年と異なるのは天気だけではなく、僕の心境もまったく異なっていました。もちろん緊張はしていましたが、それを楽しむことのできる心の余裕がはっきりと感じられました。
その余裕はもちろん、それまでの過去の試験飛行に裏付けられた自信から生じていたのだろうと思います。性能を完全に煮つめ切ることはできなかったけれども、それでもLittle Wing '94から比較すればあらゆる面で性能が向上しているということは、はっきりと認識されたからです。
注意深くゆっくりと、ついにプラットフォームまで無事Perdixを運んでくることができました。いよいよ、Perdixにとって、そして僕にとっての正念場です。