Perdix 機体搬送から本番前日まで
昨年と同様、僕は機体よりも一足先に彦根へと向かいました。新幹線の出る東京駅までは、学校から自転車で向かいます。写真は、その朝学校を出発する前に機体と記念撮影したものです。
その夜、機体をトラックへと積み込み。昨年度は扉がガルウイング形式のものをよく借りましたが、今年度は試験飛行の時からこのように後部にエレベーターの付いたトラックをよく借りました。
翌日、選手登録ならびにフライト順の抽選。人力プロペラ機部門は午前中に行われますが、日が昇るにつれ気温が上昇し、風も出やすくなってしまうので、なるべく早い順番を願いつつクジを引きました。5番目を引き当て、なかなか幸先良いぞ、と思いました。
機体も無事到着。午後からの機体の安全審査に備え、組み立てを始めます。
しかし、いくら待っても役員の方は現われません。かなり暑い日で、カーボンや接着剤等が高温にならないようカバーやアルミホイルをかけて審査を待ちました。
最初、主翼までは組み上げなくても審査を受けられるであろうと思っていたところ主翼も付けないとダメ、と言われあわてて組み立てるハプニングも。なんとか審査をクリアしたのは既にもう夕方でした。
僕の方は前日、やはり体調を崩さず、体力を消耗しないように自転車を1時間ほどこぎました。自転車で彦根城へも行きましたがあいにく修復のため美しい外観を拝むことはできず、長浜城を見に行ったりしました。
その夜はお決まりの開会式、そして選手ミーティング。僕は昨年の教訓からそのどちらにも参加せず、機体が安全審査を無事通過したのを確認してすぐとホテルに帰り、さっさと寝ました。翌朝はフライト順が早いこともあり、4時から機体の組み立てを開始するので、僕もそれにあわせて起きるためです。