1世紀近く前の黒部峡谷の映像
すでに9月も下旬、阿曽原温泉小屋の泉さんのBlog記事を拝読する限り、今年は下ノ廊下を歩きに行けない可能性が濃厚です。東谷吊橋に加えて、十字峡のところの吊橋すら傷んでしまったとなれば、ねえ......黒部は逃げませんから・・・より引用:
知り合いの沢登りの連中が、黒部ダムから十字峡まで未整備の「下ノ廊下」を歩いて棒小屋沢を遡行したそうです。
その際、「十字峡」 の剣沢に架かる吊り橋の上流側のメインワイヤーが、切れて?飛んで?いて渡れなかったとのことです。
もちろん私は完全に諦めたわけではなく、通行OKとなればテントを担いでダムからピストンする気、満々でいますが......さて残り1ヶ月ほどの間にどうなりますやら。宿泊営業は無理と判断しました(テント場は???)より引用:
先のページで御伝えしてきましたが、下の廊下の整備は一般的な登山シーズンの11月初旬までには終了する見込みが有りません。
取り合えず歩けるような整備の仕方で、相当甘く見積もっても10月中~下旬になるのではないかと予想されます。
それはそうと、本題。【全篇】『黒部峡谷探検』1927年|「フィルムは記録する」より 'Film IS a Document: NFAJ Historic Film Portal'を最近になって拝見しました。実に100年近く、1世紀近く前の黒部峡谷の映像です。白黒だし無音だけれど、実に興味深かったです。
【全篇】『鹿島槍ヶ岳と下廊下』1930年|「フィルムは記録する」より 'Film IS a Document: NFAJ Historic Film Portal'も、合わせてどうぞ(謎)。
[ 2025-10-06 追記 ] 阿曽原温泉小屋の泉さんが、これらの動画について言及されていました(お宝です! - 阿曽原温泉小屋)。
@kazuhitoは、木達一仁の個人サイトです。主に宇宙開発や人力飛行機、Webデザイン全般に興味があります。Apple製品と麺類とコーヒーが好きです。南極には何度でも行きたい。アクセシビリティおじさんとしてのスローガンは「Webアクセシビリティ・ファースト」。