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苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則

ストア派哲学に関する本のなかでは比較的売れっ子らしい、ライアン・ホリデイ氏の『苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則』を読みました。

悪い企業は危機によって淘汰され、良い企業は生き残る。偉大な企業は危機によって成長を遂げる。

すごくいい言葉。これ、インテルの元CEOアンディ・グローブ氏の言葉だそうです。まったくもって、そういうことなんだろうと。

物事をありのままに見ること——本当は状況に良いも悪いもないのだ。

何の本だったか忘れたけれど、これを発展?させたようなフレーズで、人生に良いも悪いもない、みたいなのを目にした記憶があり。そう受け止める癖を作れたら強そう......そのためには

潮の流れは必ず変わり、逃げ道や抜け道は必ず存在する。だから、腹を立てたり落ち込んだりしても意味がない

という原則を記憶しておくと良さそう。

人間の仕事は、世界をもっと住みやすい場所にすることだ、力の限りを尽くして——成果は限りなく少ないことを心して。そして、自分の魂に従いながら。

これも、実にいい言葉だなあ!!成果は限りなく少ない、というのが謙虚であるための戒めとして良さそう。元アメリカ上院議員のリロイ・パーシー氏の言葉だそう。

死という究極の運命自体にも良い点があるのなら、人生で出合うほかのさまざまな障害にもメリットがあると考えるのが自然ではないだろうか?

なるほど死を想う、死を受け入れることの良い点として、どんな障害にも良し悪しの両側面があることへの気づきというのはありますね。

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