針ノ木サーキット(時計回り) 2025
8月28〜31日の覚え書き。扇沢を始点・終点とする、いわゆる「針ノ木サーキット」を時計回りで周回してきました。扇沢へ向かう深夜バスが今年も運行していないので、長野に前乗りして臨みましたが、ようやく念願かなって立山の反対側から黒部湖を見下ろすことができました。写真は針ノ木サーキット(時計回り) 2025 | Flickrにまとめています。
0日目(8月28日)
- 15時半頃、自宅を出発。上野駅16:30発の北陸新幹線、かがやき511号に乗って長野駅へ。
- 長野に着いて、まずはアルピコ交通長野駅前案内所で翌日に乗るバスの乗車券を買おうとしたところ、当日券しか買えなかったらしい。
- 係の人が親切に案内してくださって、早朝であっても長野駅のみどりの窓口近くにある自動券売機で買えるそう。
- 夕食は、評価の高かった信州小麦の麺処 さくら木でラーメン。開店と同時に入ったけど、後から続々とお客さんが......納得の味。
- 夕食後、Mash Café & Bed NAGANOへチェックイン。当初、場所がわからず前を通り過ぎてしまったのだけど、入り口はホテルというより完全にカフェバー。
- プライムビデオでダウンロードしておいた映画を1本見たら、そのまま早寝してしまった。
1日目(8月29日)
- 長野に前乗りしたぶん、早起きしなくて済むので身体はラク。
- Mash Café & Bed NAGANOをチェックアウトして、まずはバスの乗車券を購入。自動券売機は、みどりの窓口の中にあって、朝6時から買えたらしい。
- 朝食は、スターバックス長野駅前店で。駅の中にあるMIDORI長野店は、改装のため臨時休業中。
- 朝食後、早めに東口バス停25番へ移動。これが大正解、扇沢へ向かう直行便の始発(7:50発)には後からどんどんお客さんが乗ってきて、最終的には補助席も全部売り切れてた。
- 概ね予定通りの時刻に扇沢に到着、早速登山開始。登山口はすぐにわかったけれど、途中、舗装された道に出る。
- 2度目の舗装路を進んでいくとトンネルがあって、このまま進んでいいのかなーとか思っていたら、たまたま通りかかった関西電力の車のなかからドライバーさんが声をかけてくださって「ここは登山道じゃないよ」と。あやうく道を誤って突っ込むところだった。
- 無事に登山道へ復帰、そこからは黙々と歩き続ける。ガレ場や渡渉箇所など、変化があって楽しい。
- 10:31 大沢小屋→12:14 最終水場→12:50 針ノ木峠。歩き始めからはだいたい3時間ほどで到着。雪渓上はすでに通行禁止で、夏道をずっと歩いてきたけど、いつかは大雪渓の上を歩いて登ってみたいな。
- 針ノ木小屋で宿泊手続き、部屋はヤマネ。ネパール出身の方が小屋で働いていて、ちょうど金曜はダルバートが注文できたのだけど、昼食にはついラーメンを頼んでしまった。
- 夕食後の夕景は実に綺麗な色が楽しめて圧巻だった。翌日の好天に期待が膨らむ。
2日目(8月30日)
- 4:30には起床、身支度を整えて、5時前に針ノ木小屋を出発。
- まずは蓮華岳へのピストン。天気は良いけど、風は強め。なかなか頂上に着かないな......と思っているうちに日の出を迎える。
- 途中、幸運にも雷鳥の親子と出会う。子供が3匹に、母親だろうか?早起きは三文の徳ね。
- 5:40 蓮華岳頂上→6:25 針ノ木小屋。トイレ休憩を済ませたら、いよいよ針ノ木岳に向けて登山を開始。
- 7:11 針ノ木岳頂上。ガスはひっきりなしに襲ってくるけど、時折、黒部湖がしっかり見えて感動。この高度、角度から見たかったんだよね。そこで針ノ木小屋の弁当をいただく。
- そこから種池方面に降りていく道がちょっとわからなくて、危うく黒部湖のほうに降りかけてしまった。絶対に違うな、と思って戻って正解。登ってきた道からは結構な角度で曲がるのね、教えてくださった登山者の方ありがとう。
- 8:19 スバリ岳→9:39 赤沢岳→10:27 鳴沢岳→11:11 新越山荘→11:45 岩小屋沢岳→12:45 種池山荘に到着。途中で剱岳や、下ノ廊下を歩くとき決まって訪れるカンパ谷吊り橋、ロッジくろよんが見えて、これまた感動。
- しかし登山あるあるで、種池山荘を目視確認してからが遠い......日陰が少ないため、最後の1時間はアップダウンより暑さとの闘いに。
- 歩くスピードは抑えたつもりでも、それでもやっぱり汗でびしょびしょに。上から下まで着ていたものは全取っ替え。更衣室と乾燥室に感謝。
- 部屋は12番、同室はソロ登山の男性の方1名のみ。
- 種池山荘では昨年みたくピザが食べれるかと期待してたけど、今年はメニューにない。仕方なくカップラーメンの昼食をいただいて、プライムビデオの映画タイムに突入。
- 17時に夕食。ご飯2杯、味噌汁3杯おかわり。疲れから、あっという間に早寝。
3日目(8月31日)
- 朝4時半には起床。種池山荘は朝食が5時からで、割と早めなのが個人的には嬉しい。
- 天候は良好、あとは下山して帰るだけだけど。水を補充してもらってから出発。
- 5:43 下山開始→7:35 柏原新道登山口、2時間ちょいで降りてきた。
- 扇沢駅に到着、無事に針ノ木サーキット(時計回り)を歩き終えたけど、その直前に7:45発の信濃大町行きのバスとすれ違って......次は9:00発、しばし人気のないエリアで涼みながらバス待ち。
- 当初は長野駅近くの銭湯に行くつもりだったけど、信濃大町駅からの接続が悪すぎて松本へ。前回の山行に続き、今シーズン2度目で瑞祥 松本館へ。久しぶりのお風呂で生き返る!!
- 瑞祥でのサ活については、サウナイキタイに書き残した通りだけど、松本駅へ戻るのにタクシーを呼べなかったのは参った。来た時には、松本駅にタクシーが停まっていて余裕だったのに、何があったのだろう。
- まぁそんなこともあろうかと、早めに瑞祥を出る準備はしていたので、仕方なく酷暑のなかを歩いて松本駅まで戻る。
- 15:10発のあずさに乗り、車内で酎ハイ2缶空けながら帰宅。

@kazuhitoは、木達一仁の個人サイトです。主に宇宙開発や人力飛行機、Webデザイン全般に興味があります。Apple製品と麺類とコーヒーが好きです。南極には何度でも行きたい。アクセシビリティおじさんとしてのスローガンは「Webアクセシビリティ・ファースト」。