ストレスフリーな52歳からの働き方
今年、52歳を迎える自分としては気になるタイトルだったので、買ってみたものの......あまり参考にはならない、not for meな一冊だったのが『ストレスフリーな52歳からの働き方』。
私たちの人生は自分が考えているよりもはるかに長く、そして現在の社会のあらゆるモデルが超長寿命化に対応できない状態にある
日本だけでなしに、高齢化が進行中の国・地域に共通する事象なんでしょうけど、これは本当にしんどいな、と。こういう話を見聞きするほど一層、闇雲に死を遠ざけるものでもないなって、思ってしまいます。
私たちがそれまでもっていた「人生の時間軸」という概念は、どうやら「人生70年時代」の時に設計された制度の上に立脚
基本的には先に引用したのと言ってることは同じですが、どこまで行ってもギャップが埋まることは無い......ような気がしていて。よほど制度設計する側が長期思考することができるようになれば話は別ですけど、どの世代も「逃げ切る」ことで精一杯、みたいに思えなくもない。
できるだけ長く働き、自分たちのことはある程度の年齢まで自分たちで自活して生きていく
でしょうね、としか言いようのない結論。早くに働くことをやめ社会との接点を失えば、認知症リスクをいたずらに高めると思っているので、もとよりそのつもりではあったけれど、自分より上の世代の生き方を思うと、心のどこかでそれを妬みたくなる気持ちも正直あって。
会社との関係はいずれ終了する。でも人生はまだまだ続くのだから、52歳から第2の人生の準備を始めてください。
ええ、言われずともやってるつもりですとも。まだまだ、取り組み方としてはヌルいですけど!!
@kazuhitoは、木達一仁の個人サイトです。主に宇宙開発や人力飛行機、Webデザイン全般に興味があります。Apple製品と麺類とコーヒーが好きです。南極には何度でも行きたい。アクセシビリティおじさんとしてのスローガンは「Webアクセシビリティ・ファースト」。