THE ROAD TO EVEREST
著
YouTubeで公開されている『THE ROAD TO EVEREST』、ようやく拝見しました。コロンビアのプレスリリースは確かに以前読んでいたのですけど、公開日を勘違いして、動画は見ていなかったのです。
27分ほどのドキュメンタリー動画にはコロンビアの自社ブランドに対する想い、すなわちエベレスト登頂に寄与するウェア開発を行う理由、そして実際に開発したウェアを着た登山隊が登頂を成し遂げる様子が凝縮されています。夏山シーズンだけ私も利用しているヤマテンの代表で、山岳気象予報士の猪熊氏も登頂メンバーの一人として登場します(ヤマテン代表 猪熊隆之がエベレスト登頂)。特集コンテンツ、EVEREST EXPEDITION│コロンビア(Columbia)公式通販サイトも、動画と合わせて必見。
とにかく映像が美しく、最初から最後まで惹き込まれました。もちろん、昨年の秋に私自身足を運んだエベレスト街道&エベレストB.C.を、懐かしく思い出しながら。途中、ロブチェ・イーストに登る場面が出てくるのですが、標高的には6119mとエベレストよりずっと低く、なんなら私も登ったカラパタールとの高度差がわずかに思えてしまい、うっかり自分でも登れそうな気がしてしまうけれど、やっぱりそんなことなかった......実に厳しい世界。
あと、最後のほうでどなたの言葉だったか、「エベレスト街道を歩くっていうことが文化なんですよ」とおっしゃっていて。その文化に触れることができた自分は、つくづく幸せだなぁと思ったし、また触れたいとも思いました。徐々に現地の生活習慣に慣れつつ高度を上げていった先に、あの美しい山々の景色がある......というのは本当に素晴らしい体験で。なんとかまた、そう遠くないうちにネパールの地を訪れたい。