「Google 翻訳」拡張機能で「ページ全体を翻訳」機能が使えなくなった件
著
必要に迫られ、英語で書かれたWebページを日常的に読んでいます。しかし残念ながら、私は英語が得意というわけでは決してありません。従い、「Google 翻訳」拡張機能にある「このページを翻訳」機能を使い、ページ全体をまるっと日本語に翻訳のうえ、ザックリ概要を把握&必要に応じ原文を参照してきました。
ところが最近、その「このページを翻訳」機能が使えなくなってしまいました。使おうとしても、単にChange Chrome languages and translate webpages - Computer - Google Chrome Helpというページが表示されるばかり。この改悪......もとい仕様が変更された経緯は、Google Translate extension removes support for page translationに良くまとまっています。
さてどうしたものか? もちろん、Vivaldiには他のブラウザ同様、独自にページ全体を訳す機能が提供されています。しかし、同社が翻訳周りで提携しているLingvanexの翻訳品質は、お世辞にも高くないと私は認識しています。だからこそ「Google 翻訳」拡張機能を頼ってきたのです。Lingvanexの訳文は日本語としてこなれていないことが多く、また原文に戻そうとしても中途半端に訳がページ上に残り、結果リロードせざるを得なくなることが少なくありません。
Vivaldiで翻訳エンジンにGoogleのを選択可能にする、という提案はすでにVivaldi Forumに存在していましたが(Allow selecting Google translation engine)、実現の見通しは低そうです。しかし、別のGoogle Translate Integrationスレッドで紹介されていた拡張機能、Linguistで、当面は代用できそうでした。
あまり想像したくありませんけど、いずれ仮にLinguist経由の翻訳をGoogle側がブロックするようになったら、いよいよ詰みますね......「Google 翻訳」拡張機能がかつての「ページ全体を翻訳」を復活するよう働きかけるか(いや拡張機能自体いつ消えて無くなってもおかしくないけど)、やっぱりVivaldiの翻訳エンジンが切り替え可能になるよう働きかけるか、そもそもページ全体の翻訳に頼らずスラスラ英文を読めるよう英語を勉強するか(ない)。