「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択 <振り返り上映>
著
来月から劇場上映の始まる『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の前評判が一部で異常に高いのを観測していたので、復習でもしようと思い振り返り上映の始まっていた『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』を見てきました。新宿ピカデリーで、19:10上映開始の回。
本作は『宇宙戦艦ヤマト2199』と『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の総集編なわけですが、どちらかというと前者のほうが鮮明に覚えていて、後者についてはかなり記憶が曖昧というのを再確認。2202のほうが、いろんな要素を詰め込み過ぎた印象があって、すべて劇場で鑑賞したはずですけど、途中で息切れしちゃった感があるのです。2199のほうが、まとまりが良かったっていうかな。
しかしあれだ、本作は何かと選択する・しないにフォーカスして2199&2202を総括していたけれど、描かれてきたのはアウフヘーベン、「止揚」ではなかったかと。AかBかの二者択一を迫られたとき、あえてどちらでもなく別のCという選択をする......そこから未来を掴み取る的な展開が多かったような。
本作を見てしまうと、つい『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』も3199公開前に見返したくなりますが(2205は2202に増して記憶に残っていない笑)、どうしたものかな......さすがにそこまで時間的に余裕はなさそう。