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50代にとって大切な17のこと

何がきっかけで買ったか覚えてませんが、『50代にとって大切な17のこと』について覚え書き。著者の本田健氏は、別の『ユダヤ人大富豪の教え』って本で有名ですね......私は読んでませんけど。

「50代」というのは、なかなか厄介な年代といえます。「厄介」だというのは、「まだ若い」という油断と、「もう若くない」という絶望が背中合わせにあるからです。

「30代の自分」と「60代の自分」が同居しているようなものという比喩とあわせて、実に言い得て妙だなと。でも振り返ってみれば30代、40代でもその種の居心地の悪さ、中途半端さを感じながら生きてきた気がします。周囲から期待されるほど成熟していないけれど、自分が思い込むほど未熟でもないっていうかな......ややこしい。

自分の時間ができて、心に余裕ができると、それだけで幸せを感じられるものですが、そのさらに上のステージにのぼれば、自分のことだけでなく、自分のまわりの人たちのことも見えてきます。

思うところがあって昨年来、仕事量を(給与も)減らしているわけだけれど、確かにそのぶん時間の自由度が上がって、心に余裕が生まれた実感があります。それがイコール幸福感ではないけれど(時間の使い方が下手くそな点で不満を抱きがち)、その心の余裕が人との接し方に良い意味で影響してたらありがたい。

50代なら、失敗してもまだまだ取り返しがつきます。50代から企業して成功している先輩もたくさんいます。

起業の意思はないものの、まさにその、取り返しがつくラストチャンスの10年だなって気がしますね。60代となるとさすがに......ねぇ。いやそう思い込んでるだけで、気力・体力を維持するべく奮闘し続けたら、60を過ぎても「まだ失敗できるぞ」って思えるかもしれませんが。

50代を迎えて、これからの20年をワクワクしたものにするには、自分の給料を削ってでも、自分しかできないことをやらなければならないのです。

自分しかできないことの一つとして、実家の私物の整理であったり、両親の老いとしっかり向き合うといったことに、直近は時間を割くようにしています。それでちょっと気忙しくなっているけれど、今の状態を抜けて精神的に少しでもラクに、身軽になれたら、ワクワクできるんじゃないかしらね。

50代は、自分の歯を残すためにできる最後の10年ともいえます。10年後、20年後も自分の歯で、しっかり食べられるように、そのための習慣を始めましょう。

嫁さんから歯の大切さ、よく言われます。が、その割にはメンテナンスを疎かにしがち。フロスを使う習慣も、できてませんし......反省。4月中には、歯の定期検診に行くつもりです。

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