24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力
著
「今、ここ」に集中することの大切さは認識していながらも、実践を習慣化できず困っていたときに読んだ?本、『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』について覚え書き。
人生とは今日この日のことである
......のっけから素晴らしいお言葉。といってもこれは著者の言葉ではなく、デール・カーネギー氏が残した言葉らしい。とはいえ、きっと明日がある、明日挽回できればよい、というふうに思い込みがちな癖は、簡単には治せそうにありません。
多くの研究により、考えすぎたり情報を集めすぎたりしないほうが、行動力や幸福感が高まり、仕事や人生が好転することがわかっています。
上記の引用箇所より前に現代人が1日に受け取る情報量は、中世の人の一生分以上
ともあって、何ともおそろしい時代だなと。情報化の恩恵には浸りつつ、そのマイナス側面にも常に留意しなければ。ただでさえ、加齢に伴い行動力は落ちているのだから。
何をなすべきか、いかになすべきか、をのみ考えていたら、何もしないうちにどれだけ多くの歳月がたってしまうことだろう
上記はゲーテの言葉だそう。ネガティブな情報に振り回され、必要以上に不安を抱き、行動を起こさないでいること咎めるような文脈で引用されていたもの。やはり行動が重要、それに尽きます。たとえ失敗しても、それで多少の後悔はあっても、反省のうえ糧にできればいいし?
イフ・ゼン・プランニングは、1980年台に社会心理学の分野で提唱されたテクニックで「いつ、何をするか」をあらかじめ具体的に決めておくというもの
イフ・ゼン・プランニング、初耳でした。ごく当たり前のことのように聞こえますけど、現実にはプランBを用意していなかったせいで、時間を浪費してしまうことが少なからずあります。プランBを考えること自体、以前と比べ地味に負担に思えてしまうのも、加齢かしらね笑。
あなたの人生の価値を決めるのは結果ではなく意味づけであり、意味づけを行うことこそが、自分の人生を肯定する唯一の方法です。同じ事実でも、解釈は無限なのです。
これはまさに田坂広志先生がおっしゃる、起きたことをどう解釈するかが人生を分ける、ってやつだなぁ。確かに「過去の時間の価値」を結果によって判断したがる傾向
というのは否定しがたく存在するから、それに日々どこまで抗えるか、って感じ。