英語で人生が変わる独学術
著
大学院が落ち着いたら次なる課題は英語だ!!と決めていたので、早速勉強法について考えているのですが、その一環で読んだのが『英語で人生が変わる独学術 働きながらTOEIC® L&R TESTで満点を取った私の勉強法』。読み終えた感想としては、参考になったような、ならなかったような、ちょっとモヤモヤする感じ。
というのも、あらかじめAmazonの書評で認識していたことですけど、著者の方が元から相当優秀な方だから。ご本人は中学生レベルから学び直したことを繰り返し強調されていますが、もともとデキる方でないとTOEIC初挑戦で570点も取れないでしょう。てなことを指摘しても、きっとご本人は謙遜して受け入れなさそうですけど
TOEICの平均スコアは毎回600前後です。つまり「スコア600以上を取得する=平均レベル以上の英語力をもっている」ということになります。
とあり、いきなり初回で平均に近い点数を取れてたってことですからね。多分だけど今の自分はそこまで高得点を取れないでしょう。
スコアを少しでも上げていくために、公開テストはできるだけたくさん受けましょう。お金も時間もかかりますが、それでも受けることをおすすめします。
現時点での能力を測る大切さは理解できるけど、テストの形式を把握し、できればある程度は慣れたうえで受験したいと思っているので......11月以降、遅くとも年内に1度は受験しておくってのが自分の目標になるかな。並行して、それまでに語彙と文法のテコ入れを少しずつ進める感じで。
語学の上達は、ときにプライドが邪魔をします。上達しないから、とすぐにやめてしまうのは自意識過剰です。
本書で最もありがたいアドバイスは、上記かしら。できない自分を認め、変なプライドは捨てましょう。そのほうがずっと楽しいです
ともありましたが。年齢的には既にプライドもクソもないのですけど、まぁモチベーションを変に損ねない程度に、バランスを保って学んでいきたい。
心を鍛える、というと、ものすごく難しいことのように感じますが、要するに「できる人より好きな人」になること。
......上記は、英語に限らず大事だなあ。嫌いな、しんどいことを続けても、自分はとっくに人生を折り返してるわけだから、余計に。