50歳から花開く人、50歳で止まる人
著
大学院のほうが落ち着いたので、久しぶりに研究なんかと一切関係のない読書を再開。とりあえず読んだのが、長らくほしい物リストに突っ込んだままだった『50歳から花開く人、50歳で止まる人』。例によって、50歳になった後に向け50歳になる前から準備を進める一環。
会社や家族の一員としてではなく、自分という"個人"として、世の中に対して「なにができるか」を見つけていく
こういう感覚、自分は割と若いころから持っていた気がします。社会とか世の中といった大きなスコープに対しいかなる「善」を提供できるか、それを演繹的に所属組織というより小さなスコープに当てはめたときどういうアクションが可能か、どうすれば双方を同軸化させ自分を活かせるか、みたいなことをずっと考えていて。
すべての年代で「学ぶ」「働く」「遊ぶ」を同時進行し、柔軟に変化していく時代になりつつあります。
リカレント教育が注目されて久しいけど、みんな(誰)働きながらもっと学んだり遊べたらいいよね。そのほうが圧倒的に豊かで生きやすい世の中になると思うし。学ぶにしろ遊ぶにしろ、定年を迎えるまで我慢するとか、いつ死ぬかもわからないのに、あり得ない。だから自分が率先してそういう生き方を実践してやろう、と思ったり思わなかったり。
永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ
上記は偶然、昨日のとあるチームの夕礼で聞いた言葉だけど、ガンジーの言葉ではないらしい?ことがガンジーが言ってない「ガンジーの名言」7つ | ギズモード・ジャパンに書いてあります。まぁいい言葉だから誰の言葉でもいいけど笑。原文はLive as if you were to die tomorrow; learn as if you were to live forever.
だそう。
正直であることは一見、孤独なようですが、自分の足で立とうとすると、宇宙を味方にしたような安心感がある
昔、大学を卒業してから間もなく渡米した頃のことを思い出しました。この先どうなっちゃうんだろうって不安に押しつぶされそうになりながらも、ようやく自分の意志で自分の人生を歩み始めることができたような喜びもあって、それはまさに宇宙を味方にしたような安心感
だったな。
50歳からは、仕事をつづけながら、「自主サバティカル休暇」を取ってみることをおすすめします。長期休暇を柔軟に取れるような環境を自分で整えていくのもいいでしょう。
長期休暇を柔軟に取れる、まではいかないけど、今年の株主総会を機に仕事量を減らし(当然そのぶん報酬も減らしていただき)生活の自由度を上げさせてもらったのは、自分にとっては本当に必要かつ重要な変化だったと思います。そういう働き方に切り替えさせてもらってからまだ1ヶ月ちょっとしか経ってないけど、おかげでいろいろ捗りつつあります。