車載の360度モニター
著
少し前に新車のカローラに乗せていただく機会があったのですが、そのときびっくりしたのが駐車時に動作した360度モニター(呼び名はメーカーによってさまざまあるらしいけど、ここでは「360度モニター」とさせていただく)の映像。原理的にそれがどう生成されているか、の予想はつくのだけど、まるで上空からリアルタイムに撮影されたかのクリアな映像には、驚かされました。
気になってなぜ頭上から見られる? 定番化する「360度モニター」の仕組みとは | くるまのニュースを読みました。
カメラはフロント・リア・両サイド(ミラー下部)の4箇所に設置されています。その撮影映像を、疑似的に真上から見た映像に変換、映し出す仕組みとなっています。
カメラ4台を駆使、というのは純正カメラや「全方位360度」の映像を市販ナビでも映すことが可能に "RCAシリーズ" 徹底レビュー - 特選街webにもあったけど、バックカメラのみで真上からの映像!? データシステムの1カメラスカイトップビュー SKY812が便利すぎる! | レスポンス(Response.jp)によれば1台だけで対応するやり方もあるらしい。
なぜ1台のカメラで周囲360度の映像が映し出せるのだろう? その秘密はリアカメラの映像を後退時にメモリーして内部で合成して真上からの映像に再構成して表示しているから。
......なるほどな。となると、4台搭載している車種なら、メインカメラ(謎)がやられても補完できたりするのだろうかとか、今の映像技術だと全天周囲モニターってどれくらい現実的なんだろうとか、気になります(ガンダム脳)。